巨神“キングコング”を描くアドベンチャー大作『キングコング:髑髏島の巨神』(日本公開中)。本作のヒロインを演じるブリー・ラーソンが来日し、インタビューで撮影の話や女優業について語ってくれた。

ブリーは『ルーム』(15)で監禁された母親を演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞。待機作にマーティン・スコセッシ製作総指揮『フリー・ファイヤー』(4月29日日本公開)やマーベル初の女性が主役のスーパーヒーロー映画『Captain Marvel(原題)』(日本公開日未定)を抱える、今もっとも注目されている女優の一人だ。『キングコング』では、島の調査隊に参加する報道カメラマン、メイソン・ウィーバーを演じている。

ベトナムのジャングルなど、自然の中で行われた本作の撮影。ブリーは「みんなでテントの中に座って過ごしていたの。プライバシーなんて全くなかったわ」と明かしつつも、「ほとんどの時間はみんなとおしゃべりをしていたわ」とにこやかに振り返った。世界中から集まった多様な俳優陣との会話を楽しんだそうだ。さらに、撮影中にオスカーを受賞したブリーだが、授賞式からベトナムに戻った際に他のキャストに祝福されなかったのだとか。「何も言わなかったらおもしろいって思ったみたいなんだけど、個人的には全然おもしろくなかったわ」とブリーは口を尖らせていたが、これもキャストの仲の良さを表しているのだろう。

そんなブリーが女優業にかける想いとは?「私は真実を伝えたいだけ。私は女性で、傷つくこともあるけれど、勇気もある。そしてたくさんのすばらしい女性を知っているの。私は女性の様々な面をスクリーン上に映し出したいわ」と語る。さらに、女優としての自分と、『キングコング』で演じた報道カメラマンとの間には、「真実を探し出して共有するという共通点がある。私もウィーバーも、写真や映像が人々の考え方を変えられると信じているの」と教えてくれた。

映画を通してタンクトップを着ているブリーだが、「寒いのは大嫌いなんだけど、体の生存力はすごいってことがわかったわ」と苦笑い。過酷な撮影であっても、真実を伝え続けるブリーの活躍から目が離せない。

■『キングコング:髑髏島の巨神』
3月25日(土)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他、3D/2D/IMAX公開
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来日インタビューに応じたブリー・ラーソン (c) YOSHIKO YODA