あなたを確実に「より賢くみせる」10の戦略

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他人から賢い人だとみなされることは、私たちが実際にどれだけ賢い人間であるかと同様に重大なことだ。そして、すでに明らかにされているとおり、私たちの行動のうち「知能」によって説明がつく部分はわずか20%程度で、残る80%のうちの多くは、「心の知能指数(EQ)」によって決定付けられている。

遺伝学的に自分を変えることは不可能だが、より賢く見せるために取り入れることができる戦略はある。わざとらしいと思えるものもあるだろうが、以下に紹介するのは、その効果が証明されているものだ。

1. その「一杯」をやめておく

ミシガン大学とペンシルべニア大学の共同研究の結果によれば、酒が入ったグラスを持っている姿を見ただけで、その人の知性に対する他人の評価は下がるという。飲酒と認知機能の低下を関連付ける意識が私たちの間に非常に広く浸透していることが、その理由と見られる。こうした私たちの受け止め方には、「酒を飲むばかへの偏見」という名前まで付けられている。

2. 表情が豊かに話す

コミュニケーションの専門家によれば、別の二人が全く同じことを言ったとしても、表現力が豊かな人の方が賢い人にみられる。二人のうち一方がより大きな声で、あまり間を取ることなく、少し速いスピードで話し、さらに声の大きさにも強弱を付けた場合、その人の方がより精力的で知識が豊富、知的だと見なされる。

3. グラフを入れる

コーネル大学のある調査では、新しい風邪薬の有効性に関する全く同じ文書をグラフありとなしで2種類用意し、参加者らに読んでもらった。その後、内容の信頼性に対する考えを聞いたところ、グラフ入りの文書を読んだ人の96%が「内容を信頼できる」と回答した一方、グラフなしの方を読んだ人のうち、同じように答えた人は67%にとどまった。

4. 自分を信じる

「自信」ほど、知性を思わせるものはない。その人が自分自身を信じているかどうかは、他人の目からも分かる。過去の調査でも、自分を信じることは認知的作業におけるその人のパフォーマンスを向上させることが分かっている。一方、自己不信はパフォーマンスに悪影響を与える。自信のなさもまた、他人の目からは明らかであり、その人の知性に対する評価を下げる。人から信じてもらいたければ、まずは自分自身を信じることだ。

5. 文章はシンプルに

本当に賢い人は、それを示すためにあえて難しい言葉を使おうとしないはずだ。人に感銘を与えるようなあなたの語彙(ごい)を、あえて披露する必要はない。さらに、誰でも間違ったことを言う可能性はある。もったいぶった言葉で誤ったことを言えば、賢い人ではないとの印象を与えてしまう。辞書で新しい言葉を探すよりも、効果的なコミュニケーションを取ることに力を入れた方がいい。

6. 「ガリ勉」風の眼鏡をかける

ある研究結果によると、眼鏡をかけている人、特にレンズに厚みがあり、スクエアなどレンズ全体を取り囲むフレームの眼鏡をかけている人は、より賢い人だと受け止められる。賢く見られたいとき(プレゼンテーションをするときなど?)は、コンタクトレンズより眼鏡を選んだほうがよさそうだ。

7. 相手の目を見て話す

いずれにしても、話すときは相手の目を見るべきだ。それが礼儀であることは分かっている。そして、そうすることはさらに、あなたを賢く見せることでもある。ロヨラ大学の調査では、意識的に相手の目の見て話すように努めた場合、知性に関する相手の評価が高くなることが分かっている。

8. ミドルネームのイニシャルを使う

氏名にミドルネームのイニシャルを使うことは、社会的地位の高さを思わせるだけでなく、知性に関する評価(期待値)も高める。ある調査では、アインシュタインの相対性理論に4つの異なる著者名を付け、参加者らに読んでもらった。その結果、「デービッド・F・P・R・クラーク」という氏名を付けた場合の評価が最も高かった。