24日、中国新聞網によると、台湾を訪れる中国人観光客が激減したことによる損失はすでに500億台湾ドルを超えたとみられている。写真は台湾の九フン。

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2017年3月24日、中国新聞網によると、台湾を訪れる中国人観光客が激減したことによる損失はすでに500億台湾ドル(約1800億円)を超えたとみられている。

台湾では16年5月に独立志向の強い民進党・蔡英文(ツァイ・インウェン)政権が発足した。同年に台湾を訪れた中国人観光客は15年より約67万人(延べ人数。以下同)少ない351万人。今年1〜2月も前年同期比で31万人減っており、3月分を合わせると新政権が始まってからの減少数は100万人を突破したとの見方が出ている。

ある業界関係者は15年の調査で中国人観光客1人当たりの平均支出が1日221.58ドル(約2万5000円)だったことに言及し、「滞在日数8日間で計算した場合、500億台湾ドル以上が失われたことになる」と発言。このうちの半分以上を小売店が占め、宿泊施設が95億台湾ドル(約350億円)、交通機関と飲食店が60億台湾ドル(約220億円)余りに上ると考えられている。観光客の減少を受けて台北市に新しくオープンしたホテルは平日の宿泊料金を1600〜1800台湾ドル(約5800〜6500円)に値下げ、日本アニメ「千と千尋の神隠し」のモデル地ともいわれる九フンの民宿の平日稼働率は25%程度、土曜日で65〜71%というデータも出ている。(翻訳・編集/野谷)