[3.26 J2第5節 山口1-0讃岐 維新公園]

 今季未勝利同士の対戦は、1-0でレノファ山口FCに軍配が上がった。敗れたカマタマーレ讃岐は4試合ぶりの黒星を喫し、開幕から5試合未勝利(3分2敗)となった。

 積極的な入りをみせたのは山口だった。前半5分、ペナルティーアーク手前あたりからMF小塚和季がゴール前に浮き球パスを入れ、胸で受けたFW岸田和人が左足を振り抜いたが枠を外れる。同7分には、右SBの前貴之が距離はあったが右足ミドルシュートを放つなど、山口はシュートへの意識を高く持って試合に入った。

 讃岐も前からのプレッシングを強め、試合は均衡した状況となる。しかし、試合を動かしたのはホームチームだった。前半33分、ハーフェーライン付近でボールを奪うと、小塚が素早く前線にロングフィード。これは岸田につながらなかったが、風にうまく乗ったボールがGK清水健太の頭上を越えてゴールネットを揺らし、山口が先制に成功した。

 前半のうちに追いつきたい讃岐だが、前半36分にアクシデント。FW和田昌士のシュートを顔面で受けてしまったDF李栄直が続行不可能となり、FW原一樹との交代を余儀なくされた。前半はわずかシュート1本に終わったが、後半の立ち上がり1分にMF永田亮太がシュートを放ち、早い時間帯での同点を狙いに行った。

 後半4分、山口はPA左の岸田が折り返したボールをMF高柳一誠が右足で合わせ、ゴールネットを揺らす。いい崩しからのシュートだったが、ゴール前にいた味方がオフサイドだったとして得点は認められなかった。讃岐も同9分に決定機。左サイドのMF高木和正のアーリークロスをマークを剥がしたFW仲間隼斗が頭で合わせるも、GK山田元気のセーブに阻まれた。

 切り替えが早い山口は、後半14分に右サイドを抜け出したFW米澤令衣がゴール前に低い弾道のクロスを送ると、ゴール前に走り込んだ岸田が左足で合わせるもわずかに左。最後まで諦めない讃岐も同41分、DFエブソンの鋭い縦パスをDF西弘則がPA内でうまくおさめ、反転から右足を振り抜くもゴール左に外れた。

 試合はそのまま1-0で終了。ホームタウンが山口県内全19市町に広がった山口がついに今季初勝利を飾った。決勝点を決めた小塚は試合後のヒーローインタビューで、「やっと勝てたという印象です。勝ててうれしいです。(高柳)一誠さんとGKが前に出るから狙っていこうと言っていました。うまく入ってよかったです」と喜んだ。


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