スマートフォンの呪縛バッテリー切れからの解放!大容量バッテリースマホは本当に勝ち組か?

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スマートフォンは、毎年多くの新機種が登場し、機能が向上しています。高機能であればあるほど、大きな悩みが生まれてきます。それが、バッテリーの持ちです。

高速なCPU、大型ディスプレイ、高速通信と、スマートフォンとしても使い勝手が上がれば上がるほど、バッテリーの消費が多くなります。

ひと昔前であれば、バッテリーの節約のために、スマートフォンユーザーはいろいろ工夫したものでした。
まず、ディスプレイの輝度の制御です。
ぎりぎり視認できる程度までディスプレイの輝度まで下げて、ディスプレイ表示によるバッテリー消費を抑えたものでした。
しかし、この方法には、大きなデメリットがあります。
高性能なスマートフォンの代名詞である大型ディスプレイや、綺麗なディスプレイを搭載しても、輝度を下げてしまっては、せっかくのディスプレイの見やすさという魅力や恩恵を感じることができなくなります。

さらにユーザーの工夫は、スリープ時に通信しないようにアプリの制御する方法も利用していました。
プッシュ通知などは、常時受けとっていると、その都度、通信を行うためバッテリーの消費が多くなってしまいます。
そこでスリープ中に通信をしないようにしたり、バックグラウンド状態でのアプリの通信をオフにしたり、さらにスマートフォンをroot化して、スリープ時には全く通信をしない設定を行うような剛腕技を使うユーザーもいました。

通信専用のSIMカード利用時も、バッテリーを消費する点では、悩みのひとつです。
通信専用SIMカードを利用すると、アンテナピクトが立たない場合があり、バッテリーを常に消費するといった現象もありました。
対策としては、SMS機能のない通信SIMカードにSMS機能を付けてアンテナ検索の負荷を減らす手法を利用していました。

このように多くのスマートフォンユーザーが、様々な工夫をしながら、バッテリー消費を節約してきたのです。

しかし、今では、ユーザーが知恵をしぼって、工夫をこらして、ストレスを感じながら利用する時代では無くなってきました。

大容量バッテリー搭載スマートフォンの登場です。

いくらハードに使っても、一日では使いきれないほどのバッテリーを搭載したモデルが出てきているのです。

その中の代表格がFREETELのRAIJINを紹介します。


RAIJIN


このRAIJINというスマートフォンは、バッテリーに5,000mAhというタブレットモデルと同等クラスの大容量バッテリーを搭載しています。

通常の格安スマホであれば、2,000mAh台が普通で、3,000mAh台を搭載していれば大容量バッテリー搭載のスマートフォンと評価されます。5,000mAhのモバイルバッテリーであれば、スマホを2回は満充電できるほどの容量です。

これだけの容量を本体に搭載したRAIJIN。
バッテリーテストを行ったところ(ディスプレイを点けっぱなしで動画など再生するテスト、バッテリーベンチマークアプリ「PCMARK for Android」)、9時間連続で動作テストをしても、バッテリーが20%残っていました。
これは、通常の使い方では、一日で使い切るのは困難なほどのバッテリー持続時間と言えます。


バッテリーテストの結果


スマートフォンは、日常を便利にする端末です。
そのスマートフォンで、バッテリーの消費に気を使って、ディスプレイ輝度を暗くしたり、スリープ中のプッシュ通知をオフにしたり、というのは、スマートフォンの魅力を半減させてしてしまいます。

RAIJINのような大容量バッテリー搭載スマートフォンが登場してきたことで、常にフルパワーでスマートフォンの全機能を利用しても、1日バッテリーが持つことも現実的に可能となってきたのです。

スマートフォンの新機種を選択する際には、いろいろな選択肢があります。
これからは、大容量バッテリー搭載、というポイントも是非、加えてください。
ストレスのないモバイルライフになりますよ。


伊藤浩一