どうも、藤島孝也、33歳です。

今年に入って結婚に少々興味を持ち始め、恋愛モードも高まっているオレ。2月からやたら気合いを入れて積極的にデートをしているわけだが、どうもなかなかいい出会いがないのだ。

気が付けば、1度限りのデートをした女性はここ数か月で4人もいたわけだが、どの女性も申し訳ないけど「次また会いたい!」と思えない相手だった。中にはCAをしている美人さんもいたし、保育士をしているかわいい女性もいたのに、なぜかピンと来ない……。

とても魅力的な人達だったのにどうしてだろうか……、なんとも彼女たちと付き合うイメージがわかないのだ。

よく女友達から、「彼、スゴイいい人なんだけどどうも決め手に欠ける」とか「別れたら他にもっといい人が出てくるんでないかと思うと……」とか悩みを聞くわけで、それを聞いて「いやいや、贅沢な悩みだよ」「上を見たらキリがないよ」なんてアドバイスをしていたわけだが、まさに今オレがその状態なわけだ(笑)。

世の中のカップルは、どうしてそのパートナーを選ぶことができたんだ!? 

所詮どんなに愛する人でも他人は他人!どこかで妥協したり、譲り合わないとうまくいかないとは知っている。自分の価値観を基準にモノを考えてはいけないこともわかっているのだが、いざ自分の立場になると、変なプライドが邪魔をする……。

やはり、33年間で作り上げてきた自分を変えることはなかなかできないようだ。

「おまえ、1回のデートで判断していたら永遠に付き合えないぞ! どんな女だったら2回目のデートをしたいと思うんだよ!」

独身男仲間の智人が聞いてきた。

「孝也の場合、性格、価値観、知性とか、いろいろ求めてそうだよな〜。なんだかんだいってオレらの中で一番理想が高いんだよな!」

その言葉、そっくり返したくなるほど恋愛こじらせ系の裕一郎が言ってきた。

「いやいや、オレは単純だよ。求めることは1つ!」

魅力的な女性はたくさんいるのに、たった一人の特別な存在を見つけることができない……贅沢な悩みか!?

オレは、たった1つの理想を聞かれたらこう答えるようにしてる。

「ズバリ! フィーリング!! この子とは合いそうだと思ったら2度目を誘う!」

「孝也らしい答えだな(笑)。フィーリングってことは、結局は、価値観も性格、趣味、好きな事、すべてひっくるめて合う子ってことだよな! それこそ1回のデートじゃわからないぞ! しかもデートを重ねるうちに、自然とズレが見えてきちゃいそうだよな〜!!」

決して趣味も好きな事も似ている必要はない。お互いの趣味や好きな事を理解し合えればいいとオレは思っているのだ。

「オレは常識がある子がいいな。一緒にいて、それはないな〜と思う仕草や行動があると一気に引いちゃう。食事のマナーとか、他人に対する態度とかけっこう見ちゃう。」

智人の意見にオレたちはみんな賛同した。

「オレも言葉遣いとか、公共施設での態度とか見ちゃう。あと自分の友達に対する対応とかも気になる。フレンドリーにしてくれないとやっぱりダメ。それからよく笑う子かな、ここは譲れない!……デートをしていくうちに、いろんなところで疑問に思うことが出てきちゃって、それでダメになることが多いけど(笑)」

やっぱりこじらせ裕一郎は注文が多いわけだ。

まあ裕一郎に限らず、結局は独身男の理想は高く、「だから結婚できないのか……」と自分で気づいてしまったのだが(笑)

ちなみに独身男3人が納得した「次のデートに誘いたくなる女」の特徴は、こんなタイプだった。

・よく笑っている子

いつもニコニコしている子は一緒にいて楽しい。やっぱり明るく元気な子がいい。

・常識的な子

言葉遣い、他人への態度、食事のマナーなどは最低限身につけて欲しい。特に食べ方は予想以上に気になるもの。

・会話が弾む子

自分の話を興味深く聞いてくれて、自分の話もしてくれる子。つまり会話が続くかがポイント。もっと話したいと思えるかが、また会いたいかという決め手になるのだ。

しかし、これらのポイントは所詮独身男視線のモノだった。既婚男達に聞いてみると、そこには衝撃の違いが!! それについてはその2でお話しよう。