日本は礼儀の国、マナーの国、という印象を抱いている中国の人は少なくない。落とし物をしてもかなりの確率で帰ってくる、という話もあちこちで見かける。しかし、日本だって聖人君子の集まりという訳ではない。中国メディア・今日頭条は24日「日本で2300本の無料レンタル雨傘のうち9割が返ってこない」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は礼儀の国、マナーの国、という印象を抱いている中国の人は少なくない。落とし物をしてもかなりの確率で帰ってくる、という話もあちこちで見かける。しかし、日本だって聖人君子の集まりという訳ではない。中国メディア・今日頭条は24日、「日本で2300本の無料レンタル雨傘のうち9割が返ってこない」とする記事を掲載した。

 記事は「傘を持たずに雨に降られた時、無料のレンタル傘があればとても心が温まる」としたうえで、北海道の函館市が先日無料雨傘レンタルサービスを中止することを発表したと紹介。昨年3月26日の北海道新幹線開業に伴って始めたレンタルサービスだったが、提供した2300本のうち9割以上にあたる2100本が未返却になっているという背景があり、これ以上住民の税金を使って傘を補充することは難しいと判断したためであると伝えた。

 また、函館が観光都市であることから、傘を返却しないのは日本人だけの話ではなく、外国人観光客も含まれるのではないかとの見方も出たと紹介している。

 この記事を見た中国のネットユーザーからは「半分読んだところで、中国人のせいにするんじゃないかと思ったが、最後まで読んだらやっぱりそうだった」、「これは現地人の仕業だろう」、「日本人のモラルは罰則があるから成り立っているもの」といった意見が寄せられる一方で、「なぜなら、中国人が日本に行くからだ」、「きっと中国のツアー一行が持って行っちゃうんだろう」との感想も見られた。

 日本人か外国人かという議論は大した意味を持たないように思える。ただ、せっかく厚意から出たサービスが心無い人たちのために取りやめになってしまうというのは、残念だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)