米首都ワシントン・ホワイトハウスの大統領執務室から話をするドナルド・トランプ大統領(右、2017年3月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、前日24日に医療保険制度改革(通称オバマケア、Obamacare)代替法案撤回という政治的敗北を喫したにもかかわらず強気の姿勢を示した。同大統領はオバマケアが積み重なる負担に耐え切れず崩壊するとの見方を示し、「偉大な」代替制度をつくり上げると述べた。

 トランプ大統領はツイッター(Twitter)に、「オバマケアは爆発するだろう。私たちは協力し合い、破片をつなぎ合わせて人々のために素晴らしい医療保険制度をつくり上げていく。心配しないでくれ!」と投稿した。

 しかし、トランプ大統領と共和党が次回いつ医療保険制度改革という危険な政治的地雷原に乗り出すのかは、まったく不透明だ。

 24日の敗北は、今回のオバマケア代替法案に政治的全精力を注ぎ、生まれて間もないトランプ政権初の重要法律制定を目指していた同大統領にとって、決して小さなつまずきとは言えないものだった。

 オバマケア代替法案の撤回は、イスラム圏数か国からの入国を禁止する大統領令の連邦地裁による執行差し止めに続き、トランプ大統領にとって2度目の大きな政策上の敗北となった。

 今回のオバマケア代替法案では、下院共和党の超保守派議員のグループ「フリーダム・コーカス(Freedom Caucus)」が譲歩しなかったこと、そして民主党議員全員が共和党提出の代替法案を拒否したことから、下院の採決が直前に取りやめられる結果に終わっていた。
【翻訳編集】AFPBB News