24日、人民日報によると、中国の地下鉄に国の基準を満たしていない粗悪な電気ケーブルが使用されていた問題で、中国鉄道総公司はこのほど、「陝西省西安と四川省成都間など高速鉄道4路線でも問題となったケーブルが見つかり、交換した」と発表した。写真は高速鉄道。

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2017年3月24日、人民日報によると、中国の地下鉄に国の基準を満たしていない粗悪な電気ケーブルが使用されていた問題で、中国鉄道総公司はこのほど、「陝西省西安と四川省成都間など高速鉄道4路線でも問題となったケーブルが見つかり、交換した」と発表した。

問題のケーブルが見つかった高速鉄道路線は、西安―成都のほか陝西省宝鶏―甘粛省蘭州、重慶―貴州省貴陽、重慶―蘭州の各路線。同社責任者は「政府の鉄道関連部門は安全運行を第一に考えている。採用したケーブルも法に基づいて調べている」と表明した。

ケーブルを納入した陝西奥凱電纜有限公司の王志偉(ワン・ジーウェイ)氏は「今回の事件を受け、自分が社会に対して大きな罪を犯したと深く感じた。法の裁きを進んで受けたい。深く謝罪する」と土下座した。

一方、地元メディアによると、同社は西安以外にも、成都、合肥、北京の地下鉄に粗悪な電気ケーブルを納入した可能性が指摘されている。王氏は河北省の農村部出身。同省を中心に電気ケーブル事業を拡大し、03年に陝西省へ移住。12年に陝西奥凱電纜を設立した。親族や元同僚らによると、王氏は電気技術の専門知識に乏しく、会社に姿を見せることも少なかったという。(翻訳・編集/大宮)