チーム一丸を強調する日本代表DF酒井高徳(ハンブルガーSV)

写真拡大

 9月に行われたアウェー・タイ戦で先発フル出場を果たしていた日本代表DF酒井高徳(ハンブルガーSV)は、今回ホームに乗り込んでくるタイ代表への警戒を示している。

 9月のタイ戦では、前半19分にFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)の得点で先制すると、後半30分に生まれたFW浅野拓磨(シュツットガルト)の得点で突き放して2-0の完封勝利を収めた。この試合でのタイの印象を「相手はホームにも関わらず、少し引き気味のサッカーをしてきた」と振り返った酒井高だが、「ビデオを見る限り、十分にプレッシャーを掛けてこれるチームという印象もあった」ようで、「アウェーの日本戦でどういう戦い方をしてくるかが、非常に大事なポイントになる」と話している。

「タイは近年のアジアの中で急に成長しているチームだと内容を見ても分かる。身長がないながらも、テクニックとスピードがあって規律も守れるチームなので、怖い存在だと感じています」

 9月のタイ戦では先発出場を果たした酒井高だったが、2日前に行われたUAE戦で左SBの位置に入ったのはDF長友佑都(インテル)だった。酒井高に出場機会は訪れず、「出られなかったことに対して悔しがるのは選手として当たり前のこと。その気持ちを持たなかったらおしまい」と語る一方で、「モチベーションは試合に出ている出ていないで関係ない」とキッパリと話した。

「これが個人種目なら話は別だけど、チームとしての目標はW杯、現時点では『出場』が第一段階としてある。そういった意味ではチーム一丸となるのが一番大事。自分が置かれている状況で何をすべきかが非常に大事になってくると思う」。28日に行われるホーム・タイ戦もチーム一丸となって、ただ勝利だけを目指して戦う。

(取材・文 折戸岳彦)


●ロシアW杯アジア最終予選特集

●ロシアW杯各大陸予選一覧