激しいポジション争いについてGK川島永嗣「周作の存在は自分にとって常に大きい」《ロシアW杯アジア最終予選》

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▽ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は25日、埼玉スタジアム2002のサブグラウンドでトレーニングを再開した。

▽練習終了後、GK川島永嗣(メス)がミックスゾーンでメディア陣のインタビューに応対。UAE戦を振り返るとともに、GKのポジション争いやタイ戦についても見解を述べた。

◆GK川島永嗣(メス/フランス)

──UAE戦を改めて振り返って

「UAEはもう終わったことなので、タイ戦に向けて気持ちを切り替えていきたいと思います」

──ケガ人が3人も同時に出てしまいましたが

「なかなかないですね。最初マコ(長谷部誠)がケガして、こういった厳しい戦いにはケガがつきものだと思います。こうやって重要な戦力がね…今ちゃん(今野泰幸)も久々に代表に来て出て活躍したので、ケガというのは残念です。そういったところをみんなでカバーして、グループとしてまとまって前に行かないといけないので、みんなが気持ちを切り替えてやって行かなくてはいけないです」

──UAE戦後に切磋琢磨という言葉を使われていましたが、GKの中でもそういったものはありますか

「それはいつも言っていますが、誰が出てもおかしくないと思いますし、お互いがレベルを上げることで日本人GKのレベルも上がって行くと思います。そもそも自分が年齢を気にしているタイプではないですが、みんな試合に出たいと思っていますし、試合に出た人が常にベストを尽くさなくてはいけないと思います。前回に関しては自分がチャンスをもらえたし、その中では日本が勝つために全力でやるということが大切だと思います。そう言った1人1人の思いがレベルを押し上げてくれると思います」

──久々に試合に出場した感覚というのはいかがですか

「アウェイで重要な予選の今後を占うゲームでしたし、そう言った意味では色々な思いが試合前にありました。ただ、長く代表でやらせてもらっている分、そう言った部分で自分では心配していませんでしたし、90分間臨めたなという感じです」

「幸運なことにこれだけ代表で試合に出させてもらっていますし、最終予選やワールドカップで厳しい戦いや緊張感という点では、厳しさを知っている分、それだけ集中して入らなくてはいけないというのは分かっていました。そういった部分はプラスに働いたと思います」

──チームにどのような声をかけていたか

「前半は1-0で勝っていましたが、暑さを含めてコンディション面では厳しくなるので、これからまだまだ厳しくなるとは言いました。大一番を乗り越えたとは思いますが、ワールドカップ出場が決まったわけではないですし、もう1回自分たちが気を引き締めて、次のタイ戦に臨んでいかなくてはいけないです。次の試合でよくないゲームをすれば、せっかく勝ち取って来たゲームがものが無駄になってしまうので、もう1回気を引き締めてやっていきたいです」

──クラブではリザーブリーグでプレーしていると思いますがどのようにコンディション調整をしているか

「試合に関しては2試合ベンチに入って、2試合リザーブチームというのがローテーションでした。1月に初めてカップ戦で試合に出られましたが、その前も後も2試合ベンチに入って、2試合リザーブチームで試合に出てという感じです。コンディションに関しては、自分では試合に出られない立場なので、練習の中で毎日アピールするしかありません。気を抜いてポジションが取れるとは思いませんし、代表のためではなく、自分がチームで試合に出られることが一番だと思います。そういった状況なので、コンディションがどうこうということも考えていません。やれることをやるしかないです」

──短い期間でタイ戦に向けても連携を高める必要があると思いますが

「やり慣れている選手の方が連携が良かったりというのがありますが、そもそも11月から代表期間がなくて3月のこの試合が一番難しかったと思います。時間が空いてやらなければいけないというのは難しいことです。ただ、今の選手のクオリティやチームのグループを考えれば、誰が出てもやれるだけの力はあると思います。GKの話ではないですが、1人1人が与えられたチャンスを掴んでいかなくてはいけませんし、それがグループを強くすると思います」

──今日の練習では西川選手がPKを止めるなど気を吐いていましたが

「(西川)周作の存在は自分にとって常に大きいです。ここまで周作が守って来てくれているから、この結果があると思います。そう言った意味でみんなが試合に出たい気持ちを持っていますが、レベルアップにはそこがベースだと思います」

──UAE戦での手応えは、今野選手が抜けるなどタイ戦に向けてはどうなのか

「タイ戦で自分たちがどうやっていくかまでは話していませんが、ゲームの内容自体が大きく変わると思いますし、注意しなくてはいけない点も変わってくると思います。UAE戦で自分たちが掴んだ自信はフォーメーションも含めて継続していかなくてはいけませんが、全く違ったゲームになると自分たちが意識して臨まなくてはいけませんし、ある意味難しい試合になると感じています」