Doctors Me(ドクターズミー)- 目が充血して困る…きれいな白目で過ごすためには?

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目はとても目立つところ。それだけに白目が充血すると、気になってしまいますね。

今回は目の充血について、原因や対策など詳しい話を医師に聞いてきました。

目の充血とは?

目の充血の症状


白目の充血は、血管が切れて周囲に血液が広がっている状態です。これは結膜下出血と呼ばれています。
白目の充血には痛みがないことが多いですが「ブチッと何かが切れる感じがあり、痛かった」「違和感がある」と感じる人もいるようです。

充血の色


充血した際の色は鮮やかな赤色が多いですが、血液量が多くなるとどす黒い赤色になることもあります。白目全体が真っ赤になることもあれば、ごく一部分だけに出血がとどまることもあります。

目が充血する原因

刺激


充血は目を打撲した場合などに起こりますが、まばたきや風などのちょっとした刺激でも白目の血管が切れることがあります。
特に中高年になり、白目の表面の膜(結膜)がたるんでくると、まばたきで動くことにより血管が刺激を受けて切れたりします。

強い圧


きつい水中メガネをかけたり、ジェットコースターや潜水などで目に強い圧を受けた場合にも出血が起こります。

酸素不足


また少し寝不足な時や、コンタクトレンズをつけたまま寝てしまったことなどで目の表面が酸素不足になっただけでも白目が赤くなります。

このように白目が赤くなった場合 考えられる状態はたくさんあり、自然と治るものから重篤な病気までさまざまです。

目の充血の治療法

軽い充血の場合


通常の軽い白目の充血には原則として治療は必要なく、自然に少しずつ血液が吸収されます。ただし、出血した血液量が多いと、吸収されるのに1カ月以上かかることもあります。

打撲による充血の場合


打撲した場合は、まれに結膜下出血の奥で白目本体(強膜)に傷ができている場合など、目に外傷を受けていることもあります。

そのため打撲した後に目が赤くなった場合は、速やかに眼科を受診することが大切です。

目の充血で病院に行く必要がある場合

以下のような症状が伴う場合は、速やかに眼科を受診する必要があります。

・目の周辺にけがをした
・痛みがある
・見えにくい
・目やにの増加がある

目の充血に潜む病気

結膜炎・ぶどう膜炎・角膜炎


血管自体が広がって血流量が増える原因は、
下記のような病気である可能性が考えられます。

・結膜炎
・ぶどう膜炎
・角膜炎

目の表面に起こるトラブル(炎症・感染・外傷など)によって血液の必要量が増え、白目が赤く充血して見えます。

また、下記などの病変があると、白目の特定の部分が常に赤く見えることもあります。

・瞼裂斑(けんれつはん)
・翼状片(よくじょうへん)

腫瘍


目で使用された血液は、静脈に取り込まれ、目の奥の頭がい骨の中に流れていきます。
この流れのどこかが腫瘍や炎症による腫れなどでせき止められると、血液が行き場を失い白目が赤くなります。

充血の予防

軽い充血の場合


軽い充血予防として、ご自身でできることとしては、以下のような方法があります。

・目を使いすぎない
・パソコン作業などの場合は1時間おきに休憩をはさむ
・作業に合った度のメガネやコンタクトレンズを使用する
・定期的に眼科受診をする

コンタクトレンズの適切な利用とは


コンタクトレンズの使用は、以下のような不適切な使用は避けましょう。

・つけたまま寝る
・消毒を怠る
・使用期限を超えて使う
・目の異変を感じていながら無理に使用する

また、調子が悪いときに使用できるようメガネを常備することも大切です。

医師からのアドバイス

市販の「充血をとる」という点眼薬は、充血の原因が分かっている場合は使用してもよいですが、原因が分からない場合にこの点眼薬でごまかしてしまうのは危険です。

本来必要な治療を受けずに放置することでかえって悪化することもありますので、注意しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)