▽明治安田生命J2リーグ第5節の東京ヴェルディvsFC岐阜が25日に味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが1-0で勝利した。

▽リーグ3連勝中の3位東京Vと、2連敗中の19位岐阜が激突した一戦。3戦連続クリーンシートで4連勝を目指すホームの東京Vは、前節のレノファ山口FC戦からメンバー変更はなし。それぞれ3戦連発、2戦連発中のアラン・ピニェイロ、井林が先発に名を連ねた。一方、大木新監督の下でらしいパスサッカーを展開中も結果に恵まれず、今節で初勝利を目指す岐阜は、直近の横浜FC戦から田中、風間に代えて、難波、山田を起用し、古橋とコンビを組む3トップの顔ぶれを変えてきた。

▽開始直後の2分に相手のパスをカットしたドウグラス・ヴィエイラがボックス右に持ち出していきなり決定的なシュートを放つなど、ここ最近の好調さを生かした東京Vが良い入りを見せる。その後は岐阜がボールを持つ展開となるが、ホームチームが安定した守備で決定機を許さない。

▽だが、前半半ばを過ぎると、試合の流れは徐々に岐阜へ。29分にボックス内の難波に決定機が訪れると、33分には絶好の先制機。左サイドを破った古橋のクロスを中央で永島がダイレクトシュート。これはGK柴崎がビッグセーブで阻むが、こぼれ球を難波が頭で押し込みにかかる。しかし、ここはDF安在がゴールライン上でかき出すスーパークリアをみせ、失点を許さない。

▽一方、この直後に井上が負傷交代を強いられ、39分に橋本を投入した東京Vは、前半終了間際に高木大のロングスローの流れからボックス内の高木善が見事なオーバーヘッドシュートを放つが、これはGKビクトルの好守に遭い、前半はゴールレスで終了した。

▽迎えた後半も一進一退の攻防が続く中、先に動きを見せたのは東京V。53分にドウグラスを下げて梶川を投入したホームチームは、この交代で前線に勢いと運動量を取り戻す。64分にはドリブルで中央突破した安在に決定機も、左足のシュートはわずかに枠の左に外れる。

▽それでも、直後の68分に内田のロングフィードに抜け出した左サイドのアランが鋭いカットインから見事な右足のミドルシュートをゴール右上隅に突き刺し、4試合連続ゴールを達成。東京Vが待望の先制点を奪った。

▽一方、ビハインドを背負った岐阜は、野澤や田中、瀧谷といった攻撃的な選手を投入し、反撃に転じる。相手を自陣に押し込んでフィニッシュの場面を作っていくが、82分にボックス内に抜け出した古橋のシュートは枠の右に。直後の84分には左サイドを突破した古橋のクロスに難波が飛び込むが、ここはGK柴崎へのオフェンスファウルを取られてしまう。

▽リードを奪った東京Vは、74分に高木善をベンチに下げて安西を投入。守備を締めると共にカウンターから追加点を目指す。試合終盤にかけてはカウンターから高木大、梶川、安西らに追加点のチャンスが訪れるが、相手GKの好守に遭い、2点目が遠い。それでも、ロティーナ仕込みの堅守で4試合連続クリーンシート達成の東京Vが、岐阜に競り勝って見事にリーグ戦4連勝を達成。一方、善戦しながらもゴールが遠かった岐阜は、3連敗でまたしても今季初勝利を逃した。