「手をかけた女」ほど手放せない…甘える技術でモテ度をアゲる!(2)まずは身近な人に「お願い」の練習を!

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「甘える」といっても、最近の働く女子たちの中にはうまく他人に甘えられないという人も多い。「自立して頑張らなくちゃ」という気持ちが優先して、人に助けてもらうことをためらってしまう‥‥そんな人はまず、身近な人に軽く甘える練習からしてみるのがオススメ。

「甘える技術は、練習しないと身につきません。甘えてもいいんだよ、と自分のハードルを下げていかないと、いきなりは甘えられませんよね。まずは身近な人に、『ペットボトルのフタが開かないんです‥‥』と言って開けてもらったり、ファミレスでフォークを取ってもらったり、ちょっとしたお願いごとをできるように練習しましょう」

 それでも人に頼みごとをするのに抵抗があるという人には、

「宅配便の人が荷物を届けてくれた際に、『ここまで運んでもらっていいですか』と少し奥のほうへ運んでもらうのも練習になります。これなら相手は仕事でやっているので、気兼ねなく言えるのではないでしょうか」

 もちろん、助けてくれた相手には「ありがとう!」「嬉しい」という表現を忘れずに。売れっ子キャバクラ嬢はこんなメールをよく送るという。

「今日は緊張しちゃって、うまく話せたか心配! でもこんなふうに話せたのはあなたが初めてでした。すっごく嬉しかった!」

 ここには、「あなたが初めて」「嬉しい」という表現が使われているのがポイント。

「売れっ子キャバクラ嬢は、『嬉しい』『楽しい』『しあわせ〜』『できない‥‥』『ダメなの‥‥』『あなただけ』の6つのフレーズをよく使います。お願いごととこれらのフレーズはセットで使いましょう」

 また、失敗談などを話すことで「何かしてあげたい子」と思わせるのも手だと高野氏。

「これは先ほどの『できない‥‥』『ダメなの‥‥』に相当しますね。歯磨き粉で顔を洗おうとしちゃったとか、昨日パスタを作ったら失敗しちゃったとか。第一印象が『しっかり者』の人ほど、ギャップ効果が生まれて印象的になります。ダメな部分をさらけ出すというのも、『甘える』行為のひとつです。明るく話せるような失敗談をストックしておきましょう」

高野麗子氏:元NO1キャバクラ嬢・恋愛アドバイザー。現役時代は7000人以上の男性を接客。そこで体得した「長く深く愛される、甘え上手な女性になる方法」をもとに、女性向けの恋愛アドバイスや、キャバクラ嬢向けの売上げアップ&メンタルケアのカウンセリングを行う。著書に「甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法」(WAVE出版)がある。