人生の転機を突然迎える女性を描いた、映画『未来よ こんにちは』

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人生の転機を突然迎える女性。母の死、離婚、仕事・・・凛とした女性の生き様を描いたヌね蕣イテーマの物語。

図らずも人生の転機を迎えることになる熟年女性の話。原題はずばりヌね蕣ァハンセン=ラブは身辺からヒントを得ることが多いが、今回は自身の両親を反映。高校の哲学教師ナタリーをユペールが演じる。夫も同業者だが信奉する学派は別々。それが生き方の違いになっているのかどうか。夫に愛人が出来てふたりは別れる。おまけに自分が書いた哲学書が時代にそぐわなくなり変化を迫られる。

踏んだり蹴ったり。でもナタリーは泣きわめいたり恨み節を言ったりしない。ユーモラスなほどせかせか歩き回り、その一方で時には静かに自然とも対峙する。そしてその行動の果てに流れに身を任せているように見えるのだ。

生き方は人それぞれ。ここにいるのは凛としていて、美意識さえ感じさせるひとりの女性だ。

『未来よ こんにちは』
監督:ミア・ハンセン=ラブ
出演:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン
3 月25日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
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