パプアニューギニア・ニューブリテン島沖でカヌーをこぐ島民(2006年9月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】船が遭難して56日間漂流していたフィリピン人の漁師がパプアニューギニアで救助された。しかし、一緒に流されていたおじは救助を待つ間に死亡したという。パプアニューギニアのメディアが25日、報じた。

 パプアニューギニア紙ポストクリエ(Post Courier)によると、ローランド・オモンゴス(Roland Omongos)さん(21)とおじは今年1月にフィリピン南部ジェネラルサントス(General Santos)を出港したところ悪天候に見舞われ、沖に流された。

 ポストクリエ紙によると、オモンゴスさんらは食料は持っておらず、水5リットルが入っている容器2つしかなかった。やがておじは死亡し、オモンゴスさんは遺体を船内に安置しておこうとしたが腐敗し始めたため、やむを得ず海に流したと話しているという。

 今月9日、パプアニューギニアのウェワク(Wewak)から同国ニューブリテン(New Britain)島のラバウル(Rabaul)に向かっていた船がオモンゴスさんの船を発見した。

 ポストクリエ紙は、発見当時衰弱し切っていたオモンゴスさんは医師の診察を受け、帰国の手配が進められる間ラバウルに停泊したオモンゴスさんの船で過ごしていることなどを報じているが、それ以上の詳細は伝えていない。
【翻訳編集】AFPBB News