ツイッター社が課金という方法論に踏み切っても、それを「フォロー」するユーザーは少なからずいることだろう。

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 こんにち世界を代表するソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の一つであるTwitter(ツイッター)を運営するアメリカのツイッター本社が、新たに有料のプレミアムサービスを導入することを検討中である、と公式に発表した。ロイター通信などが報じた。

 同社ではこのサービスは、企業のマーケティング担当者、ジャーナリストなどを対象としたものになる、としている。

 また同社の広報担当によると、既に存在する無料サービスである「TweetDeck」(ツイートデック)の進化版の導入の可能性について検討中である、という。ツイートデックは、縦長のコラムを横に複数並べることのできる形態のツイッター外部サービスであり、複数の種類のツイッター関連コンテンツを並行して表示したり、または複数のアカウントを並行して同時に管理する場合に適している。

 また、ツイッター上であるジャーナリストが語ったところによると、この新しいサービスには、マーケティング担当者、ジャーナリスト、専門家などが世界の動向をより早く探し出せるようにするための、「より強力なツール」が含まれる可能性があるという。

 さて。ツイッター、ついに有料サービスを導入か、という流れである。ツイッターの有料化については、以前から、望む声がユーザーの間に少なからずあった。なぜユーザーがサービスの有料化をあえて望むのかといえば、ひとえに、ツイッター社の運営が苦しい、ということが前々から伝えられているからである。

 ツイッターは、数あるSNSの一つであるとはいえ、アメリカ大統領をはじめとする諸国の首脳クラスの政治家が半公式的な位置付けで利用しているなど、その影響力は計り知れない。そんなサービスが、ある日突然経営破綻して使用不可能になったりしては、ユーザーとしてはたまったものではない。

 フリーミアム・モデル(基本無料、一部課金)によるインターネットサービスの運営というのも言うほど楽なものではないが、しかしおそらく今のツイッターにとってはこれはどうしても必要だった、しかしこれまで踏み出せなかった一歩なのではあるまいか。何はともあれ、今後の推移を見守っていくこととしよう。