腕時計界で革命を巻き起こし続ける「G-SHOCK」のウンチク集! イルクジ&ラバコレが絶大な人気を誇った、懐かしの1990年代後半を振り返ります。

 

多彩な限定モデルでGブームの頂点へ!

1996年のG-SHOCKは、ラストレジストのフィッシャーマンなど新ベーシックが登場する一方で、エクストリームやマサイマラなど、以後定番化する限定モデルが人気を博しました。なかでも上半期で一番話題だったのが、ホワイトスケルトンのイルカ・クジラ会議記念モデルです。コレクターによるプレミアム化が進み、11月のラバコレは社会現象ともいえる大ブームに。翌年は第6回イルクジとW.C.C.S.モデルが話題をさらい、久々のツインセンサー=ライズマンも発進しました。

 

このころになると、新たな2つの流れが誕生しました。モード系のGクールと、“スーツにも似合う大人のG”をコンセプトにしたMR-Gです。とくにMR-Gのフルメタル仕様は、初代モデル開発担当者であった伊部菊雄がプロジェクトの中心となって、研究を進めていたモデル。外部にほとんど知られることなく、試作品を完成。それはフルメタル仕様にしてなおかつ、G-SHOCKの血統ともいうべき耐衝撃性能を完璧に受け継いでいました。

 

1997年以降も、多彩なコラボや独自のコンセプトを打ち出した限定モデルが市場を賑わせます。カラーをテーマにした「メン・イン」シリーズでは、ブラック、イエロー、スモーク、ネイビー&カーキ、ホワイトが誕生。イルクジ、ラバコレ、W.C.C.S.も毎年限定発売されるようになっていきました。

1996年11月、発売日には時計店に長い行列ができた初代ラバーズコレクション。TVニュースでも紹介されるほど日本中が熱狂しました。

 

 

1996年に発売されたフルメタル仕様のMR-G。現在のメタルG-SHOCKブームの原点といえます。

 

 

「本物。」のコピーに自信がみなぎる、1996年夏のGライド用の広告。強烈な波をデザインしたダイナミックな演出でした。