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●パパも手軽にローカーボ!
パパ目線で、子どもにいい、子育て家庭にいい家電を紹介するこの企画。今回はちょっと違う目線で気になる家電を選んでみた。それがツインバード工業の「ブランパン対応ホームベーカリー PY-5634W」だ。

○ブランパンとは?

「ブランパンって何?」と思った方も多いかもしれない。そこでちょっとだけお勉強。ブランとは小麦粉を作る時に取り除かれる胚乳や胚芽、皮部のこと、小麦ふすまや、ふすま粉という呼ばれ方もする。

さて、このブラン。小麦粉には少ない栄養素や食物繊維などが豊富に含まれており、さらに炭水化物が少なく、低糖質、低カロリーなので、ダイエットに最適な食材なのだ。最近では、ローソンなどのコンビニでブランを原材料としたパンが販売されており、人気を集めているそうだ。

そして、ローソンのブランパン向けに、ブラン粉を提供しているのが鳥越製粉。ツインバード工業は鳥越製粉とコラボすることで、家庭でブランパンが作れるホームベーカリーを開発した。

毎日食べるパンを、ブランパンに変えたら、手軽に糖質カットができる。子育てに奔走するお父さん、お母さんは簡単にはダイエットができない。それでなくても、子どもが残した食事などを食べることは日常。捨てればいいじゃん、と言われたって毎日のことだから、そう簡単には捨てられないのだ。

ならばいっそ、最初から自然に糖質カットをしておけば、子どもの食べ残しなどを食べても、太る心配もなく、さらにダイエットにもなるのではと考えた。

○あっさり食感のブランパンが簡単に焼けた!

実際に、PY-5634Wでブランパンを焼いてみた。専用のブラン粉と卵、スキムミルク、水、イーストを容器にセットしたら、ブランパンボタンを押すだけ。ブランパンは焼き時間が約3時間と早いのも長所だ。

スイッチを入れたあとは、特にやることはない。自動的に生地を練り、時間になると焼き上がる仕組みだ。そして焼き上がったブラン食パン。一般的な小麦粉を使ったホームベーカリーの食パンと比べると明らかに色が濃いのがわかる。

それは切ってみても同じ。パンの身の部分 (クラスト) も濃い茶色で、パンナイフで切ったときの感触もいわゆる食パンとは違う。

●いざ実食、味や食感はどうか?
焼きたてのブランパンを早速食べてみた。ブラン粉の香ばしい味、滋味あふれる味わいだ。しっとり感は弱めで、あっさりとした食感。糖質が低いこともあり、甘みはあまり感じなかった。

何かを塗ったり、載せたりせず、そのまま食べると若干ボソボソ感もある。また、パンの表面 (クラム) は、明らかに食感が強め。硬いというわけではなく、食べ応えがあるという感覚だ。とはいえ、バターをしっかりと塗れば、パンにしっとり感をプラスできるので、食感は大きく改善される。チーズやマヨネーズなどで補助してあげると、より食べやすくなった。

注意したいのは、トーストするとクラストが焦げやすいこと。これは一般的な食パンと比べると水分含有量が少ないためだと思われる。焼く時間をちょっと短めにするとよさそうだ。

○ブラン粉で作った丸パンは絶品

PY-5634Wでは食パンだけでなく、生地を練ったあと、分割して、オーブンで焼く丸パンも提案している。このため、生地だけを作るコースも搭載しているのだ。ベーカリーで行うのは最初のまぜ工程だけで、その後の一次発酵から、自分でやる必要があるため、若干手間は掛かる。しかし、その価値はある。

ブラン粉などをセットしたら、生地づくりコースを選択。生地ができあがったら、一口サイズに切り分けて、発酵用のプレートの上に並べていく。まずは濡れた布をかけてオーブンで一次発酵、そしてわずかに膨らんだ丸パンをもう一度成型し直し、空気を抜いて並べていく。

通常のパンなら、生地は柔らかいが、ブランパンの生地は非常にしっかりしているのため、成型にはちょっと力がいる。また、空気を抜くときに「パン!」と破裂する音がするのもブランパンならではだ。最後に予熱したオーブンで成型した丸パンを焼く。こうしてできたのがツヤツヤのブラン丸パンだ。

食パンとは異なり、非常にもっちりとしたできあがり。表面は食パンのクラストと異なり、とくに食感が強いということもなく、美味しくいただけた。生地自体の甘みが少ないのは同じなので、丸パンも具材を挟むのが美味しく食べるコツだといえそうだ。

今回はアボカド&ハム、アボカド&クリームチーズ、チキンカツ、チーズ&ソーセージなどを挟んだサンドを作ってみた。中でも相性がいいと感じたのがアボカド。とろっとした食感との相性は抜群だ。炭水化物が少ない分、バターやアボカドで脂質を足してあげると美味しくなるようだ。

また、チキンカツのボリューム感も大満足。付属の「2week 低糖質朝ご飯」レシピ集を参考にすると、またさまざまなレシピが楽しめそうだ。

今回、ブラン食パンを5回、そして丸パンを1回作った。丸パンは手間はかかるものの子どもたちも大喜びだった。そして、大人にとって何よりよかったのが、低糖質、低カロリーのためにガマンしているという感覚がなかったことだ。

普通の食パンと比べて、美味しい/美味しくないという比べ方ではなく、ブランパンとはこのようなものだと認識したうえで、具材などを足すと、美味しく食べることができた。

さて、そうなると気になるのはコストだ。専用の低糖質ブランパンミックスは、3袋入りで1,200円 (税別) なのでひとつ400円。その他の材料を足すと、1斤あたり500円弱というところ。この価格、決して安いとはいえないが、自宅でブランパンが焼けるのは便利。また、コンビニで売っているブランパンを家族分購入するよりは圧倒的に安い。

さらに、PY-5634Wはブランパンだけでなく、通常の食パンも美味しく焼ける。美味しい食パン、健康にいいブランパン、さらにはいろんなパンの生地や、ピザ生地、うどん生地、おもちに焼きいも、甘酒など、いろんなメニューに対応している。

ホームベーカリーが気になっているという人、また、糖質制限はしたいけど、お腹いっぱい食べたい、そう考えているお父さん、お母さんに、おすすめしたい。

(コヤマタカヒロ)