先日、新9.7インチiPadが登場したとき、少なくない数のアナリストが衝撃を受けました。価格が思い切って下げられた廉価版という、プレミアム路線をひた走ってきたAppleらしからぬ製品だったからです。しかし、それ以上にiPhone8(仮称)はスマートフォン市場で衝撃を持って受け止められるだろう、と予測するアナリストもいます。

プレミアムモデルのみフレームがステンレススチール

次世代iPhoneは、「iPhone登場10周年」を記念したプレミアムモデルのみ、これまでのような液晶ディスプレイ(LCD)ではなく、より精細な有機EL(OLED)ディスプレイを採用すると言われています。
 
投資銀行Bank of Americaのアナリストであるワムシ・モハン氏によれば、このプレミアムモデルは、フレーム素材についても、アルミニウムが採用される他の4.7インチ、5.5インチの2モデルとは異なり、ステンレススチールの特別仕様となるそうです。ただし、前面と背面がガラスで覆われ、ワイヤレス充電が可能になっているのは、3モデルとも共通とのことです。
 
この見方については、以前にもサプライチェーンからの情報に強いDigiTimesが同様の観測を行っています。

iPhone8「特需」は起きるのか―1億台売れるとの予測も

もちろん、ユーザーの耳目を集めるのは、他とはデザインからして違う「プレミアムモデル」であることは想像に難くありません。このiPhone ProともiPhone Editionとも言われるモデルは、10周年らしく初代iPhone(iPhone2G)のような丸みを帯びたデザインが採用されると言われています。
 
これらを受けて、サプライチェーンの間では、2017年後半に出荷が見込まれる1億台のiPhoneのうち、OLEDを搭載したモデルが45〜60%を占めるとする大胆な予測も出ています。
 
ただ、先述のモハン氏は、サプライヤーが相当な期待を抱いていると指摘していますが、プレミアムモデルが取り沙汰されればされるほど、残りの2モデルの売り上げがプレミアムモデルの影に隠れてしまうのも事実です。
 
これらの2モデルを、新型iPadのように廉価版(iPhone7s/7s Plus)として扱うのか、それとも何か大々的な機能で差別化を図ってくるのか、Appleの狙いが気になるところです。
 
 
Source:WCCFTech,威锋网
Photo:Medium
(kihachi)