上司とのコミュニケーションこそが、部下を成長させる

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ヤフーの「1on1」が、人事の領域で関心を集めている。1on1とは、正しくは「1on1ミーティング」といい、原則として毎週1回、30分間、上司が部下と対話するという制度である。その狙いは何か。どのように制度を運用しているのか。1on1の生みの親である、本間浩輔・ヤフー上級執行役員に語ってもらった。

経験を成長につなげるための最良の方法

 1on1ミーティングは、簡単に言えば「わざわざ定期的に」上司と部下との間で行う、1対1の対話のことです。

 会社のなかでは、上司と部下による「面談」は珍しくありません。成果を確認したり、評価を伝えたりするものですね。

 ヤフーの1on1は、そのような面談とは、少し違います。ヤフーの1on1は、人材育成を効果的に行うことが主な目的です。

 かつてのような成長が難しくなった今の日本企業では、少なくとも社員のモチベーションを高く保つための仕組みや仕掛けが必要なのではないか、と思います。

 ですが、現実にはメンタルダウンする若手が出るなど、モチベーション維持策は、なかなかうまく行っていない、というケースが多いような気がします。

 私たちがはじめ、今も試行錯誤しながら続けている1on1は、モチベーションを保つことにとどまらず、経験を血肉とし、成長につなげるための、最良の方法であると思っています。

 3月25日に発売される書籍『ヤフーの1on1〜部下を成長させるコミュニケーションの技法』は、いままであまり整理して語ってこなかった1on1の技法を紹介することに加え、ヤフーの人材育成に対する考え方を伝えるための書籍です。

 ここでは、その内容を少し先取りして、エッセンスをお伝えしたいと思います。

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