「映画 山田孝之3D」ポスタービジュアル (C)2017「映画 山田孝之」製作委員会

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 テレビ東京ほかで放送された、俳優の山田孝之がカンヌ国際映画祭での賞獲得を目指す様子を映したドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけに製作された「映画 山田孝之3D」が、6月16日に公開されることが決定した。

 映画の詳細は明らかにされていないが、“俳優・山田孝之”にフィーチャーした内容となっており、芦田愛菜が友情出演。山田は、メガホンをとった山下敦弘監督に「手を取り合い、衝突を重ね、決別し、再び手を取り合いひとつの映画を完成させました。この映画には僕の今までの人生とこれからのすべてが詰め込まれています。それを引き出せたのは山下さんとの関係なしでは成せないことでした」と感謝のコメントを寄せている。

 ドラマは、2016年の夏に山田と山下監督が映画「穢の森」の製作に奔走する姿を、松江哲明監督が撮影。「穢の森」の主演を務めた芦田をはじめとする、村上淳、長澤まさみら俳優陣、フランスの映画監督であるギヨーム・ブラック、「殯の森」で第60回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得し、第66回の同映画祭ではコンペティション部門の審査員に選出された河瀬直美監督ら、豪華な映画人たちがゲスト出演した。しかし、クランクイン直前に芦田と山下監督が降板。紆余曲折を経て、最終的に山下監督と松江監督による「映画 山田孝之3D」がカンヌ国際映画祭に正式に応募された。

 山田と山下監督は、ドラマで2人に振り回されながらも、様々な要求に応えようと尽力した芦田に「芦田さんと出会ったことでたくさん失い、たくさん発見することができました。いつか芦田さんのような大人になるため、山田孝之は現実をぶち壊し続けて生きていきます」(山田)、「山田くんとは2度と映画は作れないんじゃないかと諦めていましたが、この度、芦田愛菜さんのおかげで1本の映画を作ることができました。これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です」「この映画を芦田愛菜さんに捧げます」(山下監督)と尊敬の念を込めたメッセージを送っている。

 また、松江監督は、「山下くんから『山田くんが自分を題材にした映画を撮りたいと言ってるんだけど』と相談され、カメラ目線でこれまでの人生を語る山田孝之を見たとき、この映画は彼の脳内にダイブするようなドキュメンタリーにしなければならないと覚悟を決めました。山田くんが目からビームを発しながら訴えてくるからです、『もっと飛べ!』と。僕の勘違い、または洗脳されていただけかもしれませんが、3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています」と仕上がりに自信をのぞかせている。

 「映画 山田孝之3D」は、6月6日から北海道・札幌シネマフロンティア、東京・TOHOシネマズ新宿、池袋HUMAXシネマズ、愛知・TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、大阪・TOHOシネマズ梅田、福岡・T・ジョイ博多で公開。