2アンダー17位タイと上々のスタートを切った上田桃子(撮影:佐々木啓)

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<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 初日◇24日◇UMKカントリークラブ(6,484ヤード・パー72)>
直近2戦連続でトップ10フィニッシュを決めるなど、好調を維持している上田桃子をサングラスの奥から鋭い視線で見つめる人物が一人。宮崎県で合宿中の谷口徹だ。谷口はこの日松村道央、武藤俊憲らと共に近隣で開催中の女子ツアーを訪問。共に合宿を行うなど親交のある上田の組について歩いて熱視線を送っていた。
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この日の上田は3バーディ・1ボギーの“70”で2アンダー17位タイ。強風の中のラウンドで上田自身も「9番も2メートルくらいの外したりとか、それくらいのが今日2つ3つあって。最後も3打目が寄らないところにいって、取りこぼしがなければという感じですね」と及第点を与えたが、谷口は上田の中にある違和感を見逃していなかった。
「私はダウンブローでできるだけ打つように心がけているんですけど、ドローを打ちたい時に少しアッパー目に、クラブが垂れて入っている時があったよと(谷口さんが)言ってくれて…自分自身でも思い当たる節があった」。ラウンド後谷口は上田にアドバイスを送るとそのまま熱心に指導がスタート。谷口塾はパッティングにも及び、「リズム良く打て」というメッセージももらったという。
かつての賞金女王も、最後の優勝は2014年の「樋口久子 森永レディス」までさかのぼる。昨シーズンはショットの状態が上がらず、終盤は体調不良にも苦しんだ。それでも、「今年は戦えるなという状態で例年よりは入れている。多少のブレはあってもすぐ修正できるブレかなと思う」とここ数年とは違った表情を見せる。この日の谷口のアドバイスをすぐさま受け止めることができるのも状態の良さが故だ。
ツアーは海外勢、若手の台頭が続いているが、賞金女王、海外ツアーと多くの経験を積んできた上田の存在感はやはり大きい。30代に入ったばかり。まだまだ主役を譲るには早いはずだ。
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