ロシアの首都モスクワにある大統領府(クレムリン)で、同国のウラジーミル・プーチン大統領と握手を交わす、仏極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン党首(2017年3月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新、写真追加)仏極右政党「国民戦線(FN)」党首で大統領選の候補者の一人であるマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏が24日、ロシアのモスクワ(Moscow)を訪問し、同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会見したことが明らかとなった。ロシア国営テレビ局が伝えた。

 ロシアのインタファクス(Interfax)通信は、プーチン大統領がルペン氏に対し、「今起きている出来事に対して影響を与えようとは決して思っていないが、パートナーである欧州の国々や米国と同様、われわれにはフランスのあらゆる政治勢力の代表と連絡を取り合う権利を有している」と述べ、「私は、欧州の政治勢力においてかなり急速に発展している一分野をあなたが代表していることを知っている」と語ったと伝えている。

 一方、ロシア大統領府はプーチン氏とルペン氏の会談について、他国の野党に所属する人物と会見することは通常の執務の一環であるとの見解を示した。ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は報道陣に対し、「会談冒頭で大統領自身が、ロシアはあらゆる政治勢力の代表、現職の指導者、さらには野党勢力の代表らとも連絡を取り合う準備ができていると語った。これは通常の執務だ」と述べた。

 ロシア議会は今週、ルペン党首がモスクワを訪問し、24日に同国の下院議員らと会談すると認めていたが、プーチン大統領とルペン党首との会見については明らかにしていなかった。

 ルペン党首は24日午前、バチェスラフ・ボロジン(Vyacheslav Volodin)下院議長と会談し、「テロリズム」との戦いにおいてロシアとの協力の拡大を求めていた。
【翻訳編集】AFPBB News