ピザのトッピングを間違えた従業員に少年ギャングが発砲(出典:http://fox17.com)

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アメリカから日々飛び込んでくる暴行、傷害、そして殺人事件。どうしてこの程度のことでキレて発砲までしてしまうのか、そう嘆かざるを得ない事件がまた起きた。『Fox News』などがテネシー州から伝えている。

テネシー州のナッシュビルのコンビニエンスストア「D.B. Todd Market」で14日午後2時ごろ、ピザを買って車に戻った10代の若者グループが店に向けて発砲し、走り去るという事件が起きた。ナッシュビル・メトロポリタン警察によるとその後に逮捕されたのはデュアン・バウワーズ(18)、ティネリック・ターナー(17)、そして氏名は明らかにされていないが16歳の少年の計3名。幸いにも負傷者はいないもようだ。

ノース・プレシンク署の警察官が偶然にもその発砲現場を捉えており、バックアップを求めながら犯人を追跡。白いホンダ・アコードのナンバーを確認すると盗難車であることもわかった。32ndアベニュー・ノースのある家に入ったところで3名は逮捕となり、車内からは拳銃3丁と麻薬性鎮痛薬のヒドロコドン錠が押収された。犯行の動機については「ピザを購入したが注文したトッピングと違っていてカッとなった」と話したという。

バウワーズとターナーの2名は別の町で起こした拳銃強盗の罪で起訴されており、車両窃盗、加重強盗、不法な銃器類の持ち込み、暴行など起訴の罪状は12におよぶもよう。成人年齢に達しているバウワーズに設定された保釈保証金は5万ドル。ターナーおよび16歳の少年については少年裁判所への出廷が予定されている。

思考力、判断力ともにまだまだと言わざるを得ない少年が銃を手にすることの怖さ。アラバマ州では12歳の少年が学校へ行けとせかす母親を「うるさい」と発砲して逮捕されている。銃は口径も大きい散弾銃12番。実弾が入っていることを知った上で親の寝室から取ってきたという。

出典:http://fox17.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)