ドン・キホーテ神保町靖国通り店

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 2月17日、東京の“本の街”神田神保町に「ドン・キホーテ」がオープンした。全8階建ての店舗で、売り場は1階から6階。食品や家庭用雑貨などを取り扱う。通勤・通学で神保町を訪れる顧客の細かなニーズに応える店舗づくりを目指す。(BCN・南雲 亮平)

●ちょっとしたニーズに驚きの安さで応える

学生、会社員をターゲットに利便性を追求



<STORE STRATEGY>

ニーズに合わせて出店、日常的に利用できる店舗

 オフィスや大学が立ちならぶ都心の神保町だが、駿河台下交差点付近はコンビニやドラッグストアなどの物販店が少ない地域。今回の新店舗は、食品や生活雑貨などのアイテムを充実させることで、学生や会社員の日常的な利用を想定する。取り扱う商品は、食品、酒、日用消耗品、医薬品、家庭用雑貨、化粧品、衣料品、ペット用品、玩具・バラエティ雑貨など多岐にわたる。

<売り場づくり1>

取り扱い商品が一目でわかるように店舗の要素を1階に集約

 1階は食品売り場だが、ワイシャツ、ヘアドライヤー、スマートフォン(スマホ)充電器といった商品もちりばめられている。菓子やカップ麺が並ぶ近くの柱に、女性から需要の高いストッキングがかけられているなど、店に駆け込んでくる顧客のニーズに密着。他フロアの商品を1階にも配置することで、何を取り扱っている店舗なのかが入店してすぐにわかるようにしている。

<売り場づくり2>

地域の特性に合わせてパーティーグッズを厚く

 学生のパーティー需要を狙い、ドン・キホーテならではのパーティーグッズ、コスプレグッズの売り場を展開。特にコスプレグッズは、面積はそれほど広くないものの、バラエティ雑貨売り場に占める割合は他店よりも高いという。ビジネス向けに歓送迎会や新年会、忘年会での需要も見込まれる。

<売り場づくり3>

掘り出し物をPOPで告知、とにかく貼って目立たせる

 バイヤーが見つけた神保町店限定の掘り出し物は、段ボールや「驚安」POPに手書きで告知。所狭しと貼られたPOPで視線を誘う。さらに、充電器やカバーをはじめとしたスマホアクセサリを充実。価格を抑えた戦略商品と、品数の豊富さの両面で集客を図る。

■店舗データ

店長:松野智彦

場所:東京都千代田区神田小川町3-3

売場面積:999m2

※『BCN RETAIL REVIEW』2017年4月号から転載