豪首都キャンベラの国会議事堂で記者会見に臨む中国の李克強首相(2017年3月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国の李克強(Li Keqiang)首相は24日、南シナ海(South China Sea)の人工島に防衛設備を建設しているのは「主に民間用」だと強調し、軍事拠点化しているわけではないと主張した。

 オーストラリアを訪問している李首相は、首都キャンベラ(Canberra)でマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)豪首相との共同記者会見で、「たとえ防衛用の設備や施設があったとしても、それは航行の自由を維持するためのものだ」と説明。「航行の自由や南シナ海の安定がなければ、中国が真っ先に危険にさらされる」と述べた。

 また、中国に「南シナ海の軍事化に携わる意図は一切ない」と李首相は明言し、滑走路や地対空ミサイル発射台とみられる構造物についても、「主に民間目的」だと主張。

 さらに、中国の貿易相手国の航空機や船舶も南シナ海の海域を利用している点に触れ、「(南シナ海に)どれだけ多くの中国人の利益が絡んでいるか、容易に想像できるだろう」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News