イラク・モスルから逃れてきた人々(2017年3月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国連(UN)は23日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が掌握するイラク北部モスル(Mosul)の西部地区に今も約60万人が取り残されており、うち40万人が旧市街で包囲された状態にあると発表した。

 避難民の中継地点となっているモスル南方の町ハマム・アルアリル(Hammam al-Alil)で対応中の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のイラク駐在高官が、電話でスイス・ジュネーブ(Geneva)からの取材に応じ、明らかにした。

 避難民らは、モスルの絶望的な状況を口々に訴えているという。「燃料も食料も電気もなく、人々は家具や古着など燃やせるものは何でも燃やして暖を取っている。雨天が続き、夜間には気温が著しく低下している」とこの高官は語った。
【翻訳編集】AFPBB News