テロ現場で自撮りした男に世間は激怒(出典:http://metro.co.uk)

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3月22日に発生した英ロンドン・ウェストミンスターでのテロ事件。今も警察当局による捜査は続行中だが、悪夢のテロ行為にショックと憤りを隠せない人は少なくない。そんな中、テロ事件の現場で自撮りをしている男性がメディアに捉えられ、ネット上で非難の声が殺到している。

英紙『Metro』や『The Sun』が伝えたところによると、サングラスをかけた男性はテロ事件の起こったウェストミンスター橋の上で群衆に交じって背を向け自撮りし、その様子が生放送のテレビ番組『Sky News』に捉えられていたという。後にツイッターでこの男性の写真が投稿されると、あまりに無神経な行為に世間は激怒した。

この数分前には警察官が殉職し、多くの通行人が負傷、そして2人の死者も出ている。そんな凄惨なテロ現場で自撮り棒を使っている男性に、以下のようなツイートが見受けられた。

「よくもまぁこんな最低なことをする奴がいるもんだ。」
「こんな行為が受け入れられると思っている人がいるなんて、信じられない。」
「怪我した人を助けようともしないで不謹慎に自撮りか。」
「人間性なんてあったもんじゃないね。」
「この男は恥を知るべきだ!」
「まったく愚かな奴だ。」

ただ残念なことに、不適切な場所での自撮りはこの男性に限ったことではないようだ。『Elite Daily』によると、過去にもポーランドのアウシュビッツ強制収容所で自撮りをした女性がネット上で猛批判を浴びたという。また2015年3月、米ニューヨーク・マンハッタンのイーストヴィレッジでビルが爆発して2人の死者と19人の負傷者を出した事件でも、燃え上がる炎をバックに自撮り棒で写真撮影をした女性らがツイッター上でバッシングの嵐となった。

テロ事件が起こると、追悼の意を込めて各国が事件の被害に遭った国のライトアップをしたり、逆にライトを落として悲しみと痛みの連帯感を伝え合う。一方でこのような身勝手で不謹慎な行為をする人も存在する。テロ事件という状況ゆえに、ネット上ではそうした行為は直ちに批判の対象になりやすい。

現在、ツイッターではハッシュタグ「#IamLondon」「#WeAreNotAfraid」を添えて、「私たちはテロには屈しない」という強いメッセージや犠牲者への追悼の言葉が多数見受けられる。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)