23日、サッカーワールドカップ(W杯)の2018年ロシア大会アジア最終予選グループA第6戦が中国・長沙賀竜スタジアムで行われ、韓国代表が中国相手に0−1のまさかの完封負けを喫した。写真は長沙賀竜スタジアム。

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2017年3月23日、サッカーワールドカップ(W杯)の2018年ロシア大会アジア最終予選グループA第6戦が中国・長沙賀竜スタジアムで行われ、韓国代表が中国相手に0−1のまさかの完封負けを喫した。日本はじめ海外のスポーツメディアが「大波乱」「中国の歴史的勝利」などと伝えたこの結果を、地元韓国メディアはそろって「衝撃の敗北」「長沙の惨事」と表現し伝えている。

韓国代表を率いるシュティーリケ監督を船長に例えたニュース1は、「シュティーリケ号が出港以来最大の危機にひんした。思いもしなかった中国という暗礁に乗り上げた」と書き出し、船が「出発時に見通していた先(W杯本選進出)」に到達できない可能性が出てきたと説明、今回の敗因について監督の采配ミスを指摘する声が多い中、「船長のことを心配している場合ではない。船が沈みかねない状況だ」と警告した。

一方、今回の最終予選で1勝も挙げられていなかったところから難敵・韓国を破るという「歴史」を打ち立てた中国の「お祭り騒ぎ」ぶりを伝えたのは聯合ニュース。報道によると、中国サッカー協会は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「夢が最高の現実になった。最後まで戦ってくれた国家代表戦士たちとベストを尽くしたコーチ陣に感謝する」とともに、スタジアムで声援を送った観衆らに「代表チームに関心を持ち見守ってくれたすべてのサッカーファンに感謝する」とのコメントを発表した。

中国はこの勝利で最終予選成績を1勝3敗2分(勝ち点6)とし本戦出場への希望をつないだ。またW杯最終予選での中国の勝利は2001年10月のカタール戦以来16年ぶり、さらにホームでの対韓国戦では過去10試合で8敗2分と勝ちがなかったが、初めての劇的勝利となった。

この予想もしなかった結果に韓国のネットユーザーもショックを隠せないようだ。記事に寄せられたコメントには「うまくいかないなら戦術を変えるべきだろ」「このままだと本当に予選落ちしかねない」と危機感を募らせる声のほか、「泣きたいくらい怒りが込み上げた」「韓国の試合ぶりはサッカーに対する侮辱。目が腐る」「韓国サッカーが20年くらい退化した原因はシュティーリケ監督だ。早く辞めろ」と怒りをあらわにする声も目立つ。

また、「中国にすら負けるレベルなら、W杯出場どころかサッカー自体をやめた方がいい」「このレベルで本戦に出ようとするなんて、ご苦労なことだよ」「ロシアに行くだけ行っても仕方ない。行っても負けるだけ」など諦めのようなコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)