プリンセス気分に浸れるアイテムが集結

パニエ、シュミーズ、ファージンゲール、ティーガウン……聞き慣れない言葉ですか、これらはすべて下着アイテムの名称。『マリー・アントワネット』や『風と共に去りぬ』など18〜20世紀の歴史を描いた映画にもたびたび登場し、私たちの心をウキウキさせてくれます。

そんな女性達を彩ってきたランジェリーの歴史に触れ、未来を感じられる展覧会「Reborn → Bloom〜新しいカワイイ、咲いた〜NBF*ランジェリー展覧会 2017」が東京・表参道の「スパイラル」で3月24日から開催されます。
*今展の主催である、日本の下着メーカーの団体「日本ボディファッション協会」の略。

3つのテーマで展示

展示内容は3つのテーマに分かれています。

1.エキシビション(15点)
パニエやシュミーズなど、ランジェリーの原点とも言える1760年代〜1930年代のアイテムを、新しい発想で現代によみがえらせて提案。NBF会員各社のクリエイター達が、企業の枠を超えて共同制作した傑作です。

2.フリースタイル(21点)
「Colors! Powers! ランジェリーって楽しい」をテーマに、NBF会員のクリエイター達が提案。デザイン画選考で選ばれた、明日のランジェリー作品が展示されます。

3.ショートプログラム(10点)
女子美術大学と文化ファッション大学院大学の学生さん達が提案するランジェリー。

会場では、かつて裾が大きく広がるドレスを美しく着用するために使用されたクリノリン(ファージンゲール)を体験できる催しも予定。テント型の体験試着室が用意されているので、ぜひプリンセス気分を味わってみてはいかがでしょうか?

【開催概要】
日時:2017年3月24日(金)〜26日(日)各日とも11:00〜20:00
会場:スパイラル 1F 「スパイラル ガーデン」
住所:東京都港区南青山 5-6-23
電話:03-3498-1171
料金:無料
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川原好恵