核弾頭開発を現地指導する金正恩氏(労働新聞)

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米FOXニュースは23日、米国当局者の話として、北朝鮮が新たな核実験に向けた準備の最終段階に入っていると報じた。当局者の一人は「今月末にも実験に踏み切る可能性がある」と話したという。

この報道を受けて、韓国軍関係者は24日、金正恩党委員長の命令が下れば「数時間内に核実験を実施できる状況だ」「米韓は合同で核関連施設を監視している」と述べたという。韓国の聯合ニュースが報じた。

これに先立ち、韓民求(ハン・ミング)国防相は16日の国会答弁を通じて、「北朝鮮は指導部の決心さえあれば、いつでも核実験を行える状態を維持している」と明らかにしている。

北朝鮮は2006年以後、計5回の核実験を行っており、うち3回は金正恩氏が最高指導者になってからだ。2016年は1月6日と9月9日と1年間に異例の2回の実験を強行。今月に実験が行われたとすると、極めてハイペースで実験を繰り返していることになる。

今月6日には、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)戦略軍火星砲兵部隊が弾道ミサイル4発を発射し、18日には新型のロケットエンジンの燃焼実験を行った。22日にもミサイルを発射したが、失敗したと見られている。