Galaxy S8と新型Gear VRを、VR派の観点から予測してみる:週刊VR情報局

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サムスンの最新フラッグシップスマホGalaxy S8(仮)が、3月29日11時にSamsung Galaxy Unpacked 2017で発表されます(日本時間では3月30日0時、ライブストリームはここから見られます)。今回はその予習として、Galaxy S8によってVR環境がどのように変わるのかを予測します。

さらに昨今充実してきた、Galaxy Gear VRの最新コンテンツ情報もお伝えします。

Galaxy S8でVR環境はどう変わる?



様々な観点で注目度の高いGalaxy S8ですが、VRファンにとって最も関心が高いのはディスプレイの解像度です。Galaxy S7 edgeのディスプレイは2560×1440ドットでした。実はOculus Riftのディスプレイが2160×1200ドットなので、Galaxy S7 edgeのほうが解像度は高いのです。Galaxy S8ではさらに高解像度化されるのでしょうか?

Galaxy S8、そしてサイズの異なるGalaxy S8 Plus(仮)のディスプレイ解像度については諸説ありますが、2960×1440ドットが有力です(縦横比も長辺側が伸びると言われています)。Galaxy S7 edgeも含めて画面解像度(dpi)に直すと下記となります。

Galaxy S7 edge(5.5インチ、2560×1440ドット)534dpi

Galaxy S8(5.8インチ、2960×1440ドット)568dpi

Galaxy S8 Plus(6.2インチ、2960×1440ドット)531dpi

Galaxy S8/S8 Plusは高解像度化されても、ディスプレイサイズが大型化されているので、画面解像度は微増または微減にとどまっていますね。VRファンとしてはぜひとも4Kディスプレイを搭載してほしいところです。

なお、Galaxy S8の詳細に関しては、下記記事もご参照ください。

発表迫るGalaxy S8、出てもないのにiPhoneと比較。上下も狭額の大画面&仮想ボタン、側面にAI専用ボタン搭載?

サムスン「他とは違う」AI音声アシスタントBixby発表。まずGalaxy S8に搭載、いずれはIoT家電にも対応拡大

とはいえ、ディスプレイ解像度だけがVR体験を左右するわけではありません。VRという観点からは、Galaxy S8/S8 Plusと合わせて、後述するGalaxy Gear VRの新型が同時に発売される可能性が極めて高いという点が重要なのです。


これがオススメ、Galaxy Gear VRの最新VRコンテンツ



さて、Galaxy S7 edgeの予約特典としてなどでGalaxy Gear VRを入手してから、ずっと部屋の隅に置きっぱなしだった人が多いのでは? たしかに発売当時は品揃えが寂しかったですが、発売から1年以上が経過し、かなりラインアップが充実しています。そのなかから厳選してご紹介しましょう。

・GrooVR

本作は幻想的なVR映像を鑑賞しながら、音楽を楽しむためのプレーヤーソフト。映像にはそれぞれ音楽がプリセットされていますが、ユーザーが取り込んだ音楽を再生することも可能です。

デフォルトではMission 9とTranscendenceのふたつの映像が視聴可能で、追加の映像は90〜590円で購入します。トリップ感が癖になるデジタルドラッグ的な音楽プレーヤーです。

・Face Your Fears

恐怖をテーマにしたVRコンテンツ。いくつかのショートコンテンツが収録されていますがオススメはTHE GHOST。幽霊の少年が怖ろし気なうめき声や意味深な物音を立てて部屋中を徘徊します。

プレイヤーはベッドの上から移動できませんが、幽霊の少年はプレイヤーが気づくまで(目を向けるまで)、じっとタイミングを見計らって待っているから性格が悪いです。大の大人でも机を蹴り上げかねない恐怖コンテンツに仕上がっています。

・Cursed Sanctum

行動選択式のファンタジーアドベンチャーゲーム。館に入る/立ち去る、右に行く/左に行く、戦う/立ち去るなど基本コマンドはシンプルですが、移動中に周囲を見渡すとキャラクターが立ち止まるなど、インタラクティブ要素も取り入れられています。

戦闘パートもよく考えられています。敵が攻撃してくる際に表示されるアイコンを素早く見つめることで行動が実行されるので、選択式ながらアクション的な緊迫感も味わえます。

ドラゴンに勝てるのかどうかは......実際にプレイしてお試しください。今回唯一の有料アプリですが、290円の買い切りです。

・Facebook 360

Facebookに公開されている全天周動画を視聴するためのアプリです。ExplorerではFacebookがオススメする全天周動画を、Followingではフォローしている友だちの全天周動画を、Savedでは保存済みの全天周動画を、Timelineでは自分が投稿した全天周動画を視聴できます。

友だちの楽しそうな旅行や宴会、パーティー風景を全天周動画で鑑賞するとたまらなく寂しくなるので利用にはご注意ください。

新型Gear VRはコントローラーに注目



現行のGalaxy Gear VRは、ゴーグルの右側にタッチパッド、ホームキー、戻るボタンが用意されているのが売りですが、やはりVRコンテンツの体験中にずっと右手を挙げているのは不自然ですし、手も疲れます。DMMのVR動画を見る際には特に困りますね。

バルセロナで開催されたMWC 2017 で、サムスンが発表したGear VR with Controller

そこでVRファンに期待されているのが、Galaxy S8/S8 Plusと同時に発売される可能性が濃厚なGear VR with Controller。押し込みクリック対応タッチパッド、ホームキー、戻るボタン、ボリュームキー、トリガーを備えたこのコントローラーに対応したVRコンテンツは、70タイトル以上開発されているとのことです。

ハイエンドPCが必要な本格VRとまったく同じコンテンツを楽しめるわけではないですが、Galaxy Gear VRのようなカジュアルVRもVR普及期には重要な存在です。Samsung Galaxy Unpacked 2017では具体的なVRコンテンツの発表にも期待しましょう。



Galaxy Gear VRのいいところ、悪いところを簡単にしゃべってみました