CIAがiPhoneやMacなどからデータのハッキングを行っていたとする、Wikileaksの暴露文書に対し、Appleが改めて「指摘されている脆弱性は対応済」との見解を示しています。

改めて脆弱性には対応済であることを強調

問題となっているのは、ジュリアン・アサンジ氏の運営するWikileaksによって暴露された、「Vault 7」という名の機密データです。今月7日に公開されたものについては、iPhoneをハッキングし、監視したり遠隔操作したりできるプログラムの存在が明らかにされていました。
 
Appleはこれに対し、「最新のiOSについては、こうした脆弱性は当てはまらない」と異議を申し立てていましたが、23日にも再びWikileaksから暴露がなされたことを受け、改めてパッチによって対応済であるとの見解を示しました。

攻撃ツールはiPhone 3G時代の話

今回Wikileaksによって公開されたのは、USBのような形状でMacに挿入する「DarkMatter」、iPhone向けの「NightSkies」といった攻撃ツールをCIAが有していたという事実です。しかし、Appleによると、確かに脆弱性こそ存在したものの、Macでは2013年以降は無関係、iPhoneに至っては2009年にiPhone 3Gsが出たタイミングで対応済とのことです。
 
そもそも、仮にCIAが高度なハッキングツールを持っているならば、昨年FBIが自らの手ではiPhone5cをロック解除できず、最終的にはハッカーに1億円近くを支払って解除してもらった、などというお粗末な事態が起きることもなかったでしょう。
 
Appleは声明のなかで、Wikileaksとやり取りはしていないとしつつも、ユーザーに危害を加える存在については容赦しない、と強調しています。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi)