朝起きた時に髪が絡まらない眠り方とは?

写真拡大

なぜ長い髪だと朝起きると髪が絡まってしまうのか

人間は寝ている間に、平均20回程度の寝返りを打つと言われています。

寝返りを打つと、髪が枕や寝具などに擦れたり、髪同士が触れあい摩擦が起きるため、髪が絡んでしまいます。

髪が長い分だけ摩擦を受ける範囲が大きいため、ロングヘアの人ほど絡みやすくなってしまうのです。

特に空気が乾燥する冬は、摩擦によって静電気が起こりやすいため、髪が絡みやすくなります。

また、髪質も大きく影響していきます。

柔らかくて細い髪質の人や、くせ毛の人で乾燥していたり、傷んでいる髪だと、より絡まりやすい傾向にあります。

髪が絡まるとキューティクルが剥がれてしまうため、髪が傷んでしまい、髪が絡まり引っ張られて、抜け毛が増えてしまう原因にもなります。

朝起きて抜け毛が枕に付いていることが多いという人は、寝ている間の摩擦が原因になっているかもしれません。

髪が絡まない眠り方とは

寝ている間に髪が絡まないようにするには、出来るだけ摩擦を防ぐことが大切です。

寝る前に髪を洗った場合は、しっかりとドライヤーで乾かしてから寝るようにしましょう。

髪が濡れていると、キューティクルが開いていたままの状態になるので、髪が傷みやすくなり、濡れていることによってさらに絡まりやすくなります。

髪をしっかり乾かしたら、オイルや洗い流さないトリートメントなどを付けると、摩擦から髪を保護してダメージを防いでくれます。

そして、寝返りで髪が絡まないように髪を結んだり、ナイトキャップをかぶることがオススメです。

髪を結ぶことによって、摩擦を受ける面積が減るため、髪が傷んでしまうことを防ぐことが出来ます。

ただし、きつく結んでしまうと髪が引っ張られて抜け毛の原因になりますので、ふんわりと軽めに結ぶ方が良いでしょう。

ナイトキャップは色々な素材がありますが、中でもオススメなのはシルク100%のナイトキャップです。

表面がツルツルしているため、摩擦を防いでくれるのはもちろん、保湿効果があるためしっとりとした髪にしてくれます。

出来れば枕カバーやシーツも、シルク素材に変えるとさらに効果を期待出来ます。

このように、寝ている間に髪を傷めてしまっている可能性があるので、これらの対策方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。