少女とローガンの絆が描かれる (C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

写真拡大

 ヒュー・ジャックマンが当たり役のウルヴァリンを最後に演じる「LOGAN ローガン」の予告編が公開され、これまでにないドラマティックなストーリーの一端が明らかになった。

 ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来。年老いて治癒能力も低下したウルヴァリンは、ローガンと名乗りリムジンの運転手で生計を立てていた。そんな折、謎の組織に追われる少女ローラ(ダフネ・キーン)と出会ったことから、ローガンの壮絶な逃避行が始まる。全世界興行収入は5億2700万ドルを突破(3月23日時点)し、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では92%(3月23日時点)の高評価を獲得している。

 予告編では、過去シリーズとは一線を画すハードな世界観やエモーショナルなドラマが浮き彫りになっており、ローラのひざでローガンが眠る光景やローラがローガンの手を握るシーンなど、両者の間に絆が芽生えていくさまを切り取っているほか、ローガンの背後からローラが飛び出してくる共闘シーンを描いている。ローガンの師であるプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)も登場し、衰弱して息も絶え絶えの状態ながら「あの子を助けなければ……」とローガンを説得して導く姿が描かれる。

 アクション描写も大幅にパワーアップしており、ローガンの激しい肉弾戦はもとより、ローガンと同じかぎ爪を持つローラが軽々と飛び回り、兵隊たちを次々と仕留めていくダイナミックなバトルを繰り広げている。17年間に渡ってウルヴァリンを演じてきたジャックマンは「本作で我々が目指したことの1つは、ファンに向けたラブレターにするだけでなく、“アメコミ映画を一度も見たことがない人”、“アメコミ映画を見たいとは思っていない人”にとっても見てもらえる映画にすることだった」とかつてない密度で作り上げた本作は、アメコミファン以外にも届くと自信をのぞかせる。

 ジェームズ・マンゴールド監督も「ローガンは、悪い奴は怖くないし、死も怖いと思っていないが、愛情を怖がっている。それに人と関わることや親密になることが怖い。ローガンに対し、一種のスケールの大きい感情的な要素を突きつけた映画だ」と手ごたえを明かしている。

 「LOGAN ローガン」は、6月1日から全国公開。