ハリルホ采配ズバリ!アウェー感ゼロの快適な中東で、やることなすこと上手くいく日本代表が2-0完勝の巻。
今BIG買えば2口当たりそうなズバズバ具合!

緑と赤に彩られたUAEはハッザビンザイドスタジアム。中東アウェーというアジアの大きな壁の前に立つ。相手はこの予選で黒星を喫し、ハリルホジッチ監督の解任論にまで発展した因縁のチーム。キリンカップとかの助走がないので、パッと集まっていきなりパッと飛ぶ感じですが、勝負の一戦の始まりです。

スタンドはにビッシリと並んだ石油王とイス。やたらと国旗を彩ったタオルを持っているなど、スタンドからもプレッシャーをかけてきます。そして、中東ならではの卑怯戦術も。何のメリットがあるかは若干疑問ですが、通常よりもピッチの横幅を狭めているといいます。「そこじゃなくてゴールを小さくしたら!」「フットサルのヤツに替えるとか」「昔のアウェーはそういうことやってきたで!」と、試合前から早くも戦いは始まっています。

↓この何メートルかで勝ったり負けたりするのか?

そっちもワイドにパスまわしたりするんじゃないの?

いっそ、こっそり穴でも掘ったらどうですかね!

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日本のスタメンはGKに川島を起用。DFラインには長友、森重、吉田、酒井宏と並べます。大怪我で長谷部を欠いた中盤には山口蛍を守備的位置に置いて、前めには香川とこの試合のために2年ぶりに代表復帰させたベテラン今野を配します。そして前線には原口、大迫、久保というヨーロッパで元気な3人。ベテランの経験と脂の乗った中堅をミックスした陣容です。

そして始まった試合。早速の前半7分には大迫が鋭いシュートでゴールを狙う場面も。映り込んだ横顔には「大迫いいね」「大迫頼むぞ」「はじめしゃちょーに似てる」という期待の声が並びます。相手の攻撃を落ち着いて跳ね返し、攻勢をかけていく。久々のわりには悪くない、キビキビとした動きが目立ちます。

↓一方その頃、ハヒフヘホジッチ監督はベンチの階段でコケかけて、階段を睨みつけていた!

「くそっ何だコレ」
「これがアジアの壁というヤツか…」
「足元をすくわれるところだった…」

壁じゃないです、階段です!

地に足つけていきましょう!

試合が動いたのは前半の14分。日本は右サイドの展開から、相手DFの間でスーッと久保が気配を消します。視界から消えると、一瞬の動きで裏のスペースを狙って走り出す。そこに酒井宏から出てきた呼吸ピッタリのパス。UAEの思惑を打ち砕き、日本の右サイドをどうするか問題を解決するような見事なゴールで、日本先制!

↓決めたぞ代表初ゴール!華麗なる久保族の系譜を継ぐ男・久保!


久保(ドラゴン)

大久保(キレ者)

久保(永遠のヤングボーイ)

久保(バルセロナ)

小久保と久保田を捜せ!

埋もれている久保族がまだいるはずだ!

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攻撃陣の鮮やかな一撃に守備もこたえます。前半20分、UAEの反撃では抜け出したマブフートがGK川島と一対一に。最近試合に出ていないという川島を襲う大ピンチ。「試合勘なさそう」「何か足元がおぼつかない」「ダメなんだろうな」という疑いの空気がそこかしこに満ちている。しかし、川島はやった。ベテランの経験を頼ろうという監督の期待に応えた。川島はこの試合唯一最大のピンチをビッグセーブで防ぎ、貴重なリードを保ちます。

↓タマでタマを止めた!川島ここ一番での大活躍!

「股抜きだろ!」
「股抜きだよな!」
「信じるぞ、股抜きだと!」
「俺は股を塞ぐから」
「そこに蹴ってこいよ!」

そしてキターーーーー!

股にかけたプレーで、見事に的中!

↓さすがメス川島(オス)とタイムラインもわきたった!

34歳メス!

経験豊富そうなスペックです!

結局、前半は1-0と日本リードで折り返し。川島が防いだピンチ以外は危ない場面もほとんどなく、余裕を持って戦えています。前回の試合で2点を奪われたアハメド・ハリルはおらず、オマル、マタルといった攻撃のキーマンは山口ホタルらが押さえ込む。「何で去年の9月は負けたんだろうな…」と不思議になるほど日本ペースで試合が運びます。

何とか追い上げようとUAEも攻勢に出る後半。しかし、日本はまたしても最高の時間帯に試合を動かします。後半6分、吉田の長いボールから大迫が競って久保に落とすと、久保は狙いすました逆サイドへのクロス。すると、中央の位置からウェーブの動きで相手のDFの大外に姿を消し、このクロスに飛び込んでいた選手がいた。まるで老獪なFWのような動きでボールを受け、これを叩き込んだのは…!

↓こ、こ、今野だーーーー!!



「えーーーー、川島?」「えーーーー、今野?」と世間が割れた采配をふたつとも当てた!

ハマル監督の策が見事にハマった!

こうなるとUAEはおなじみのパターンで荒れ始めます。後ろから大迫を突き飛ばすなど荒っぽいプレーも。ついにはラグビー式のタックルで抱きつきながら引きずり倒しにくる選手まで。しかし、日本も退かない。やられたらやり返すとばかりにDFの場面では久保が鋭いスライディングを放ち、キッチリとお礼参り。何だかとても頼もしいぞ日本代表!

↓UAEはアフロを2人投入して幻惑を図るも、特に通じず!

「もともと似たような顔ぞろいだしな」
「坊主ヒゲがズラリ、的な」
「日本も槙野とかにアフロさせたらええねん」

単に「アフロが2人いるな」ってだけでした!

リスクを避けて逃げ切りということか、後半25分には倉田秋を投入する日本代表。倉田は早速アフロを吹っ飛ばし、試合にしっかりと加わってきました。終盤には本田・岡崎というスター勢を投入する豪華な交代も。この交代で何かが動いたということもなく、むしろ原口さんのご機嫌を損ねそうな岡崎のミスショットが生まれてしまいましたが、それは逆に言えば長谷部・岡崎・本田がパッとしない状態でも、しっかりと戦い、勝つことができるということ。最後までしっかりと試合を締めて、日本は2-0勝利。2018年に向けて、チームがひとつ前に進んだと言えるような快勝となりました。

↓殊勲の今野は「奇跡ですね」と率直な感想を語る!


こっちが言おうと思ったら、先に言われた!

仕方ないので、「またまたご謙遜を」と言うしかない!

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さぁ、これで再び日本は勝点でトップに並んだグループ2位につけました。オーストラリアが同じ節で引き分けとしたことで、ジワリと勝点差が広がり、日本とサウジアラビアの一騎打ちという様相に。サウジではこんな小奇麗で快適な環境ではやらせてもらえないでしょう。インチキ主審とやかましい応援、そして中東戦法。今度こそアジアの壁が待っているはず。最終戦でのサウジアラビアとの激突を前にキッチリと切符を取っておくためにも、連戦となる火曜日のタイ戦もしっかり勝って締めたいもの。この調子でお願いします!

もっと劣悪な環境で戦いたい!それがアジア予選の醍醐味!