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IBMは、Linux Foundationのオープンソースプロジェクト「Hyperledger Fabric v1.0」をベースにしたエンタープライズ向けブロックチェーン・サービス「IBM Blockchain」最新版をIBMクラウド上で提供することを20日(現地時間)、発表した。Linux Foundationは、昨年11月末にオープンソースのブロックチェーン技術推進プロジェクトHyperledger Projectのアクティブメンバーが100を超えたことを発表しており、業界業種を超えたメンバーブロックチェーン技術の開発をオープンソースで進めている。

Hyperledger Fabric v1.0は、Linux Foundationが展開するオープンソースのブロックチェーン技術推進プロジェクト「Hyperledger」のフレームワークの一つで、新規ネットワークメンバーの参加に応じた素早い拡張や毎秒1,000トランザクション以上の速度でのやりとりを可能とするエンタープライズ領域でのブロックチェーン・ネットワーク構築を目的として設計。プロジェクトステータスが今月はじめにIncubationからActiveへと進んでおり、今後数週間以内にリリースされる見通しだとしている。

IBMのエンタープライズ向けブロックチェーン・サービス「IBM Blockchain」は、IBMクラウド上で迅速な開発・展開・管理を支援するものでスタートアップ企業のEverledger、三菱東京UFJ銀行やNorthern Trustといった大手金融機関がIBMクラウド上でブロックチェーン・アプリケーションを運用していることも同社は明かしている。

IBMブロックチェーン ゼネラル・マネージャーであるMarie Wieck(マリー・ウィーク)氏は、「IBMは、銀行、航空会社、官庁、および小売業者向けに世界最大のトランザクション・システムを数十年にわたって運用してきた経験を生かして、エンタープライズ向けの最もセキュアなブロックチェーン・サービスを構築しました。IBMのブロックチェーン・サービスは、IBMのセキュリティーの高いビジネス・ネットワーク上に構築されており、オープンで信頼でき、しかも即戦力となるブロックチェーン・ネットワークを必要とする組織のために設計されています」とセキュアで大規模なブロックチェーン・ネットワーク構築をアピールしている。

IBM Blockchain for Hyperledger Fabric v1.0は、IBMのオープン・クラウド・アーキテクチャー「Bluemix」上でβプログラムとして利用できる。

(長岡弥太郎)