グアテマラの動物園で飼育されているイグアナ(本文とは関係ありません。2017年2月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州で開催されるスポーツイベントを中断させるものは何もハリケーンだけではない―ときおり野生生物がプレーを止めることを余儀なくさせることもある。

 22日に行われたテニスのマイアミ・オープン(Miami Open 2017)、男子シングルス1回戦のトミー・ハース(Tommy Haas、ドイツ)対イリ・ベセリ(Jiri Vesely、チェコ)の一戦は、大きなイグアナがスコアボードの上に現れたことでストップした。

 大会係員が試合続行について協議する中、今季限りで引退するハースはこのイグアナとの写真を自撮りした。

 ハースは、「あのイグアナは、私がここでプレーするのが最後だろうと知らされたのかもしれないね。『やぁ』とでも言って、のぞき見したかったんだろう。よく分からないけど、最高だった。あの大きさ。あれほどのは初めてだったと思う。どこからやってきて、なぜコートに入ってきて、みんなにあいさつしたかったのかは分からないけどね」とコメントした。

 観客がこの出来事を楽しんでいる間、イグアナを追い出すことができなかった大会係員はそのまま試合を続行することを決定。しかし、ベセリはこの異様な観客がコートサイドにいては試合に集中できないと審判に進言し、試合は再び中断。イグアナはコートを横切ったあと、タオルにくるまれて会場から連れ出された。

 フロリダのテニスプレーヤーは昆虫や害虫にたびたび悩ませられるが、ゴルファーたちは同州で有名な野生生物が飛び入り参加してくることには慣れっこだ。

 先週行われた男子ゴルフ米国ツアー、アーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational 2017)の初日では、ラウンド中に約2.5メートルのワニがコートに出現。ルーキーのコーディー・グリブル(Cody Gribble)はこれに動じず、このワニのしっぽをたたいて水に戻るよう促した。この様子はテレビ映像にとらえられており、落ち着いた対応を多くの人が目にしている。
【翻訳編集】AFPBB News