久保裕也【写真:Getty Images】

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【日本 2-0 UAE 2018 年ロシアW杯アジア最終予選】

 日本代表は現地時間23日、ロシアW杯アジア最終予選でUAEと対戦し、2-0で勝利した。

 A代表初ゴールは、ハリルジャパンを勝利に導く貴重な先制点だった。前半14分、酒井宏樹のパスに抜け出したのは久保裕也。「意外とフリーだったので冷静に打てた」と言うように、丁寧なシュートでニアサイドを射抜きネットを揺らした。

 さらに後半には右サイドからクロスを送り、今野泰幸のゴールを演出。1ゴール1アシストの活躍を見せ、「やっと初めてチームに貢献できたかな」と喜びを口にした。

今年1月にベルギーのヘントに移籍し、7試合5得点と活躍していた。類いまれな得点能力を見せつけた形だが、「もっといい形でボールを受けられると思うし、チャンスも作れる」と本人は『もっとできる』と感じている。

 右サイドのポジションにはベンチスタートだった本田圭佑もおり、この日のパフォーマンスをもって久保が主力に定着したと断言はできないだろう。そして、そのことは本人が一番よく理解している。

「まだ1試合結果を残しただけなんで、続けないといけない。危機感を持ってやりたい」

 代表初選出から約5年で、ついに奪った初ゴール。「目の前の試合とか日々の練習に取り組んできた積み重ね」が結実した瞬間だった。多彩な顔ぶれが揃う前線の争いを、久保はより一層盛り上げる存在となるはずだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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