リビア沖で沈みつつあるゴムボートに乗って救助を待つ移民ら(2017年3月20日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペインのNGOは23日、地中海(Mediterranean)でアフリカからの移民約250人が水死した恐れがあると明らかにした。リビア沖で一部が沈んだゴムボート2隻と5人の遺体が見つかった。

 海難に見舞われた移民の救助活動を行っているスペインのNGO「プロアクティバ・オープン・アームズ(Proactiva Open Arms)」の広報担当者によると、遺体とゴムボートはこの団体の救難艇がリビアの海岸から約24キロ離れた沖合で発見した。

 広報担当者はAFPの取材に対して、これらのゴムボートは「元は人ですし詰め状態だったという以外、説明がつかない」と述べ、沈没したとの見方を示した。その上で、ゴムボートには大抵120〜140人の移民が乗っていると指摘した。

 地中海では19日以降、5000人以上が救難艇によって救出されている。今年に入ってからイタリアに渡った移民はすでに2万1000人を超え、過去数年の同じ時期を上回っている。
【翻訳編集】AFPBB News