プレゼンの説得力を3倍にする「姿勢と動作」

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上司や同僚の前でプレゼンするときは、自信あふれる態度がポイントだ。スッとした立ち姿と、大きな身振り手振りで、聞いている人を魅了したい。

北青山Dクリニックの阿保義久院長は「一番見栄えが悪いのは猫背です」と言う。よい姿勢は聞く人に対して、内容までも期待感を抱かせる。「最近はスマホやパソコンの使用で、みなさん姿勢が悪くなっています。耳と背中とお尻が縦に一直線になるような姿勢を保ちたいものです」。

プレゼンの場合は、視線の先をどこに向けるかを意識することも重要だとポージングディレクターの中井信之氏。聞いている人は、発表者の視線に合わせて自分の視線も動かす傾向がある。不必要に目線をあちこちに向けると、聴衆も戸惑ってしまうというわけだ。

「プロジェクターの資料に向かって『ここがポイントです』と言ってすぐに視線をはずすのではなく、しばらく目線を固定して、みんなを集中させる工夫が必要」(中井氏)

経営幹部が居並ぶようなプレゼンだと緊張するし、失敗したらと不安が頭をよぎって態度が消極的になってしまうこともある。だが、中井氏は「新しい提案のときは、少し生意気と思われるくらいの気持ちで振る舞うべき」とすすめる。

「上層部は目の前のプレゼンに対し、新しい提案を要求する一方で、『その提案本当に大丈夫なの?』という保守的な気持ちもあります。そこを突破するには『あいつ、面白いことを考えているな』と強い印象を残さなければいけません」

抑揚をつけて話すとか、一つの提案を終えた後、上司の目を見て「いかがでしょうか」と強く訴えかけるような、ちょっと挑戦的な態度も効果的だ。

もちろん、服装も説得力を感じさせる装いがベストだ。チャコールグレーや薄いストライプの入った紺などのスーツなら、上の人に対する礼が十分感じられる。ただしネクタイやチーフには色鮮やかなものを選び、ワンポイントの華やかさを出そう。大きく動いてもネクタイが飛び出さないように、ネクタイピンを使うのもいい。

「気をつけたいのが背中のしわです。資料を指し示しながら説明するので、参加者に背を向けることも多いでしょう。そのときしわくちゃだと見た目が悪い。午後からプレゼンがあるようなときは、朝オフィスに来たら背広をつるしておくという工夫も必要です」(中井氏)

見栄えをよくするためには、ポケットの中のものを出しておくことも忘れずに。プレゼンの壇上の膨らんだポケットは、何となく“鈍重で仕事ができなそう”と思われてしまって損をする。

もう一つ、覚えておきたいのが、失敗しそうなときに持ちこたえる、あるいは失敗から復帰するための技術だ。

「足の親指に力をグッと入れます。そうすると緊張しすぎた気持ちをいったんリセットすることができるのでおすすめです」(同)

【場にふさわしい演出ルール】

▼服装
[GOOD]
・パリッとしたしわのない紺などのスーツ(ストライプもOK)
・ネクタイピンで留める

[NG]
・時代に合わない幅10cm以上のネクタイ
・財布やスマホ、名刺入れで膨らんだポケット

▼マナー
[GOOD]
・出席者全員を万遍なく見る
・きちんとした挨拶と言葉遣い

[NG]
・一人だけを見つめる
・聴衆にずっと背中を向けて話す

▼姿勢・表情
[GOOD]
・背筋を伸ばし、強気な姿勢
・足は肩幅に開き、親指に力を入れる

[NG]
・視線が定まらない
・猫背になる

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ポージングディレクター 中井信之
劇団退団後、モデルに転身。国際イメージコンサルタントの資格も持つ。表情、話し方、動作で個性を活かす技術を指導。
 
北青山Dクリニック院長 阿保義久
東京大学医学部卒業。東京大学医学部血管外科・腫瘍外科を経て独立。アンチエイジングなど、世界の最先端の医学情報にも通じる。
 

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(Top Communication=文)