ロシア最大の民間航空会社、アエロフロートが北朝鮮国営の高麗航空との協定を破棄したことが明らかになった。ロシアのイタルタス通信が報じた。

アエロフロートは最近、高麗航空とのインターライン協定を破棄した。これにより、両社間の乗り継ぎ航空券の販売が中止された。国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行の一環と見られる。

アエロフロートは現在、北朝鮮への路線を有していないが、その代わりに高麗航空とインターライン協定を結び、モスクワと北京、ウラジオストクを結ぶ便で高麗航空便との通しの航空券を発券できる体制を取り、両国を行き来する旅客の便宜を図っていた。

今回の措置で、モスクワと平壌を行き来するには、別々の航空券を購入する必要が生じることになり、ロシアと北朝鮮の行き来が不便になった。北朝鮮政府が進める外国人観光客の誘致にも悪影響を与える可能性がある。

高麗航空の関係者は、タス通信の取材に対し、協定の破棄は北朝鮮に敵対的な政策を取り続けている米国の責任だと述べた。

アエロフロートは約200の航空会社とインターラインの協定を結んでいる。