じつはこの鳥、本物じゃないんです。

びっくりするほど本物そっくりに作られたスパイロボット、アマサギくんです。英語では「cattle egret=家畜サギ」という名のとおり、よくカバやサイなんかの背中に乗っかって、皮脂の汚れや寄生虫を食べてお掃除してくれる働き者。


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彼がラングール猿、オランウータンに続く動物スパイシリーズ第三弾の主役です。

さらっとおさらい:BBC Oneの動物ドキュメンタリー番組『Spy in the Wild』は、アニマトロニクスを駆使したスパイロボにカメラとマイクを搭載して野生の動物に大接近し、初めて明かされる生態や愛くるしさを記録した、動物好きにはたまらない内容となっています。このシリーズのために3年もかけて30種類以上の精巧なスパイロボが制作されたそうです。

それでは、スパイアマサギくんの活躍ぶりをたっぷりとご覧ください。


video: PBS


今回スパイアマサギくんと共に撮影に挑んだ写真家のMichael W. Richardsさんは、ゾウの写真を撮るうえで大切なのはゾウの動きを予測することだと言っていますが、はい、そのとおりですね…。ややもすれば踏みつぶされてしまう危険を冒しつつ、一同はジープに乗ってサバンナにくり出します。アマサギくんの白い羽がアフリカの熱風になびき、「これから冒険に出るぜ!」的な臨場感みなぎる横顔がカッコいいですね(というか、なかなかイケメン!)。


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Richardsさんはアマサギくんのほかにもゾウのウンコカメラや、丸太カメラや、カメカメラなど、さまざまなアイテムを使ってゾウの群れを記録していきます。でも一番の秘密兵器はやはりスパイアマサギくんで、内蔵カメラがちょうど赤ちゃんゾウの目線と同じ高さに設置されているんだそうです。子ゾウが親を見るのと同じ感覚でゾウを撮影するって、新鮮ですね。

いよいよスパイアマサギくんが草原に配置され、そこへゾウの大群がおしよせてきます。長い年月をかけて作り上げられた大切なスパイロボが、ゾウの足波のなかに消えていきます。Richardsさんにとってもっとも緊張する瞬間。そして、スパイアマサギがゾウの群れの中で見たものは…。

大きな体にもかかわらず巧みにスパイロボをよけながら歩く、やさしい、やさしいゾウたちでした。スパイアマサギくんは、この後もゾウたちの撮影に挑み続けたそうです。白い羽の一枚も傷つけられずに。

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all images: YouTube - Nature on PBS
source: Laughing Squid

(山田ちとら)