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Cypress Semiconductorは3月22日(米国時間)、車載ソリューションポートフォリオとして、ベストインクラスの防水性とグローブタッチ性能に加え、独自のAutoArmorテクノロジで実現されたEMI耐性を提供する最大8.5型のモニタに対応可能な静電容量タッチスクリーンコントローラ「Automotive TrueTouch CYAT8165X」を発表した。

AutoArmorは、自動車メーカーの電磁両立性(EMC)規格(CISPR 25)に加え、チップレベルの放射イミュニティ(IEC 61967)、伝導イミュニティ(IEC 62132)、および放射イミュニティ(ISO 11452)規格にも適合している。また、自動周波数ホッピングを使用して他の電子システムからのEMIによる誤タッチを防止することが可能なほか、送信周波数拡散を使用して電磁放射を低減することも可能だという。

同技術を搭載したCYAT8165Xは、さまざまな太さの指や、スキー手袋などさまざまな素材および厚さの手袋に対応しているほか、手袋着用時と非着用時のトラッキングを自動で切り替えることも可能。また、ホスト プロセッサインタフェースとのI/OをI2CまたはSPI経由で最大48本備えており、タッチスクリーンの応答性を向上している。

さらに同社のの特許技術「DualSenseテクノロジ」により、自己静電容量と相互静電容量の両方の測定を1つのデバイスで行うことが可能。水滴、結露、汗などが存在する状況においても耐水性能と濡れた指のトラッキングの両立を可能としている。

なお、同製品は100ピンTQFPパッケージを採用しており、すでにサンプル出荷を開始しており、車載向けAEC-Q100規格に完全準拠した製品は2017年第1四半期中に出荷される予定だという。

(小林行雄)