ティザービジュアルが完成 (C)2017「散歩する侵略者」製作委員会

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 長澤まさみと松田龍平が初共演する黒沢清監督作「散歩する侵略者」のティザービジュアルが、このほど初公開された。裏面には「人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。」というコピーとともに、散歩する妻・鳴海(長澤)と夫・真治(松田)の背後で謎の爆発が起こる模様を切り取り、穏やかな“日常”に忍び寄る“異変”を象徴的に表現している。

 劇作家・演出家の前川知大氏率いる「イキウメ」が、2006年に初演した人気舞台が原作。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られた状態で帰ってくるという大胆なアイディアを基に、サスペンス、アクション、ラブストーリーなど複数の要素を持つ重層的な物語を紡ぐ。

 行方不明から生還し、毎日散歩に出かけるようになった真治に対し、鳴海は戸惑いを隠せない。同じころ町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発するようになる。事件を追うジャーナリストの桜井(長谷川博己)はある事実に気づくが、やがて町は不穏な世界へと姿を変え、人々は押しとどめようのない混乱に巻き込まれていく。

 表面には、「絶望がやってきた。愛する人の姿で」のコピーを添え、うっすらと涙を浮かべる鳴海と意味深長に指差す真治をとらえた。さらにサングラスを下げる桜井のほか、第2、第3の侵略者である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)も登場し、メインキャラクター5人が勢ぞろいしている。

 今作の魅力について、長澤は「作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです」と明かし、松田は「侵略者がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力」とコメント。長谷川は「一言では言えないジャンル、すごい映画になると思います」と自信をみなぎらせている。

 「散歩する侵略者」は、9月9日から全国で公開。