試合後、笑顔のMF香川真司とMF今野泰幸

写真拡大

[3.23 W杯アジア最終予選 日本2-0UAE アルアイン]

 2年ぶりの代表復帰戦でブランクを感じさせないプレーを見せたベテランに対する賛辞がやまなかった。15年3月31日のウズベキスタン戦以来の先発出場で左インサイドハーフに入ったMF今野泰幸(G大阪)。球際の競り合いで相手をつぶし、ハードワークで守備に奔走すると、後半6分には値千金の追加点も決めた。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は「今野はほぼ完璧な試合をした。ボールを奪いながら、しかも点を取った」と称賛。「経験のある選手を信頼した試合だった。私の期待に応え、高いクオリティーを見せた」。攻守に躍動した34歳を絶賛した。

 右インサイドハーフの位置で今野と攻守に連動したMF香川真司は「自分たちで主導権を握って、前からプレスをかけようと話していた」と説明。UAEのキーマンであるMFオマル・アブドゥルラフマンをチームとして封じ込め、仕事をさせなかった。

「守備に関しては規律どおり、うまくつぶせていた」。その功労者である今野について「(チームが)12人いる感じがした」と驚嘆の声をあげた香川は「すごい運動量で、得点も取ったし、チームで一番素晴らしいプレイヤーだったと思う。その経験やプレースタイルも今の日本のサッカーに欠かせないと思う」と絶賛。G大阪のチームメイトで、後半26分から香川に代わって今野とインサイドハーフを組んだMF倉田秋も「すげえ。さすがです。来てすぐにあれだけのことをやるなんて、やっぱ、すごいです」と素直に感嘆した。

(取材・文 西山紘平)


●ロシアW杯アジア最終予選特集

●ロシアW杯各大陸予選一覧