【警告】日本=久保(55分) UAE=O・アブドゥルラフマン(33分)、アルカマリ(54分)、ハイカル(61分)、アルラキ(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】今野泰幸(日本)

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[ワールドカップアジア最終予選6節]日本 2-0 UAE/3月23日/アルアイン
 
【日本代表・総評】
7.5
序盤に一瞬の隙を突いて先制すると、その後は中盤3枚の守備を中心にゲームをコントロール。敵地の雰囲気に飲まれることもなく、思い通りの展開で初戦のリベンジを果たした。

【W杯予選 UAE0-2日本 Photo 】久保が先制ゴール!後半には今野が追加点!

【個人採点・寸評】
GK
1 川島永嗣 7
昨年6月のブルガリア戦以来の先発出場。20分にマブフートの決定的シュートを見事にストップ。先制後にチームを落ち着かせる意味でもビッグプレーだった。

DF
19 酒井宏樹 6.5
絶妙なスルーパスで久保の先制弾を演出。スペースがあると見るや、すかさずオーバーラップを繰り出し、サイド攻撃を活性化した。本職の守備でも相手を縦に行かせない充実の内容だ。
 
22 吉田麻也 6.5
縦パスのミスからカウンターを受ける場面はあったが、自らピンチの芽を摘むなど冷静に対応。キャプテンとして周囲に指示を出しながら、森重とのコンビでゴール前に牙城を築き、クリーンシートに貢献した。
 
6 森重真人 6
コンタクトを挑んでくる相手にパワー勝負。空中戦・地上戦ともにUAEの攻撃を力強く撥ね返し、ペナルティエリア内に簡単に侵入させなかった。吉田との補完性も及第点だろう。
 
5 長友佑都 6.5
立ち上がりから飛ばし、対面のO・アブドゥルラフマンを徹底マーク。コンディションを不安視する声をかき消し、相手のキーマンに仕事をさせない本来のパフォーマンスを見せた。
MF
16 山口 蛍 6
中盤の底で攻守の舵取り役を担当。今野や香川とお互いを上手くカバーし合いながら中盤の主導権を握り、チームにリズムを呼び込んだ。後半はキレキレの今野のサポートに徹し、リスクを冒さなかった。
 
MAN OF THE MATCH
17 今野泰幸 8
15年3月以来の代表でいきなりスタメン起用。激しいチャージやスライディングで潰し役として立ちはだかり、攻撃に転じれば両サイドにボールを散らしてチームを押し上げた。51分には代表通算3得点目もマークし、まさに八面六臂の活躍だった。
 
10 香川真司 6(71分OUT)
絶え間なくプレッシングとプレスバックを繰り返し、相手をスローダウン。本来の攻撃力を発揮する場面は少なく、10番としては物足りなさも残るが、必勝を期した試合で与えられた役割は果たした。
 
FW
14 久保裕也 7.5(78分OUT)
相手の隙を逃さずスペースに抜け出すと、ニアを豪快にぶち抜いて代表初ゴールをマーク。その後も手を緩めずにアタックをし続け、51分には左足のピンポイントクロスで今野の得点をお膳立てし、存在感を示した。
 
15 大迫勇也 6.5(82分OUT)
60分に長友のクロスに合わせたヘッドは好セーブに遭い、惜しくもゴールならず。得点こそ挙げられなかったが、激しい寄せにビクともしない力強いポストプレーで、チームを落ち着かせた。
 
8 原口元気 6
大迫との連係がハマらず、フラストレーションを溜める場面も。それでも粘り強く上下動を続け、相手に脅威を与えた。豊富な運動量で長友のカバーを精力的にこなしていたのも大きかった。
交代出場
MF
7 倉田 秋 6(71分IN)
香川に代わってインサイドハーフへ。ゲームにすんなりと入り、74分には今野のパスを1タッチで捌いて大迫のシュートを演出。フリーランニングも怠らず、途中出場のタスクはこなした。
 
FW
4 本田圭佑 ―(78分IN)
ほぼゲームの行方が決まった終盤に登場。わずかなパスのズレで攻撃のギアが上がらないシーンが散見。88分にひとりでカウンターに持ち込んだ時も寄せられて倒れ、ミランで出場機会を失っている影響が出た。

FW
9 岡崎慎司 -(82分IN)
大迫の負傷交代で急遽ピッチへ。88分、ボックス右隅からフリーでシュートを放つも枠を捉えられず。通算50点目のメモリアルゴールを逃し、不完全燃焼に終わった。
 
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 7
今野の招集、川島と久保のスタメン起用が大的中。敗戦の許されない大一番で完璧なゲームを見せ、宣言通りの「勝点3」を獲得した。今後控える中東でのアウェー戦を考えても大きい勝利だ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。