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大阪モーターサイクルショーのBMWブースでまず驚いたのは、その広さ。隣の国内メーカーのブースよりも明らかに広い。展示車両も多く、これまで以上に新しいユーザーを獲得しようという意気込みが感じられる。その広いブースでひときわ目を引くのは、今回のショーで日本初公開されたまったく新しいモデル「G310R」だ。

313ccの単気筒エンジンを搭載した「G310R」は、非常にコンパクトでレーシーなイメージ。当然ながら普通二輪免許で運転できるため、気になる人は多いだろう。排気量は小さくとも、フロントに倒立フォークを採用するなど装備は本格的で、その存在感も排気量を超えたものがある。明らかに若いライダーをターゲットにしているのも、BMWとしてはきわめて異例といえるだろう。

コンセプトモデルが2台展示されていたことも、BMWブースで注目すべき点だろう。1台は新型モデル「G310R」をダートトラッカーとしてカスタムしたもので、保安部品のないコンペティションモデルとして仕上げられている。ベースモデルではほとんど隠されているメインフレームを強調するスタイリングなので、まったく別のモデルのようだ。

もう1台のコンセプトモデルは、昨年発表されて話題を呼んだ「R5 Hommage」。初公開ではないものの、市販モデルと直接つながりのないコンセプトモデルを展示したのは国内メーカーを含めてもこれが唯一だろう。

「R5」は戦前のBMWで最高の名車とされる伝説のモデルで、このコンセプトモデルは「R5」の姿を忠実に再現している。四輪のスーパーカーでは往年の名車を再生産する例が増えているが、その二輪版といえる完成度の高さだった。

(山津正明)