ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ〜』50周年記念イベントをリバプール市が開催

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 ザ・ビートルズの名作アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の発売50周年を記念する祝賀イベントを開催すると、2017年3月22日(現地時間)に英リバプール市が発表した。

 市はイベントの一環として、アルバムに収録されている13曲にちなんだ作品の制作をそれぞれ違うアーティストに依頼した。舞踏家のマーク・モリスはタイトル・ソングへのダンス・トリビュートを、キャバレー・アーティストのミャウ・ミャウは「ラヴリー・リタ」に基づいた“奇抜な行列”を、そして米アーティストのジュディ・シカゴは「フィクシング・ア・ホール」にインスパイアされた壁画を制作する。「ホエン・アイム・シックスティー・フォー」は、タイトルにちなんで64の合唱団による歌の集いが催される。

 これらの作品は5月25日から6月16日にかけてリバプール中の会場で公開される。アルバムの発売日、6月1日にはフランスの花火アーティスト、クリストフ・ベルトノーによる盛大な花火の打ち上げが予定されている。

 1960年代の後半には、ザ・ビートルズはツアー生活に飽きていた。1966年8月に最後のライブを行った後、メンバーはスタジオ・ワークにエネルギーとクリエイティビティを注いだ。『サージェント・ペパーズ〜』はロンドンのアビー・ロード・スタジオで1966年暮れから1967年初頭にかけて5か月間でレコーディングされ、1967年6月1日にリリースされた。

 技術的なイノベーションや多様な音楽的影響(インドの伝統音楽、英国のミュージック・ホール、幻覚体験のようなサイケデリア)を盛り込んだこのアルバムは英米チャートで1位を獲得し、ロックンロールの転機となる名作としてすぐに支持された。

 リバプール市長のジョー・アンダーソンは、「“サージェント・ペパーズ〜”は創造性の境界を押し広げた作品で、私たちも全く同じことを実現したい。このフェスティバルはハイ・エンドなアートをメインストリームに持ち込み、示唆に富み、時に気の利いた、そして常に楽しませてくれるリバプール的なひねりを加えたものとなるだろう」とコメントしている。